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雪が溶けて、ひょっこり顔を出すフキノトウのように……5月5日は福井へ!!(日程・会場など末尾に)

 映像&トークイベント
『レズビアンマザー・家族の自死を見つめて
……つらさ・弱さを、あるがままの豊かさに…』


4月2日にこの「映像&トークイベント」の詳細が発表されました。
詳細は、左のアドレスへ。
http://puentenokai.blog26.fc2.com/blog-entry-969.html
このブログ上の日付は、5月5日となっています。

今日はお天気が良くて、春めいてきた青空の下、パートナーの英子とウォーキングをしました。年を重ねると共に、こんなふうに体を動かすのが、とても大切なリフレッシュのひとときとなっています。
ここ北陸の山里でも、ほとんど雪が溶けて、今日は初めてフキノトウがひょっこり小さな顔を出しているのを見つけて、なんだかほっと嬉しくなりました。

思えば、長くて短い、ぎっしりつまった4年間でした。

「ハートをつなごう」で「ゲイ・レズビアン編」が始まると知って、二人して、さあ今からメッセージを寄せよう、と心をきめて向かったのが、2008年の春。私、恵子が書いたその時のメッセージが、番組の冒頭で読まれることになったものです。
今村ディレクターが、「とにかく一度お会いしてお話をうかがいたい」と丁寧に電話をくださったのは、2008年の夏のことでした。
それまで、あんなふうに、第三者とも言うべき初対面の人に、私達二人のことを、まるで今まで注意深く、大きくは開かないようにしていた扉を、思いきり開くようにして集中してお話したのは初めての事だったような気がします。
それまで比較的若い、都会に在住する性的マイノリティの当事者に会う事が多かっただろう彼は、明らかに驚きを隠せない様子でした。
私達もまた、何かがひっそりと始まっている予感に震えていたように思います。

2008年秋、5人の子どもの中で上から2番目だった、娘の「のえ」が急逝しました。「限りなく事故に近い自死」という、大切な娘の事実に深いショックを受けながらも、その事実になんとか向き合おうとする日々が始まりました。
その矢先の2008年暮れに、私達はディレクターとお会いして、話をしています。この次期になにか伝えておかなければ、あのメッセージを書いた時の私達の真情が、そのままシャボン玉のように消えていきかねない危うさを、何とか持ちこたえるためでした。
2009年6月、東京で開かれた「プライドフェスティバル」で、私の書いたあのメッセージを会場で紹介したいという話が持ちかけられました。嬉しい事でしたが、手放しでは受けられない申し出でした。なぜなら、あのメッセージの中にある「二人の母親がいて本当に良かった」という言葉は、他ならぬ、亡くなった「のえ」の言葉、しかも、「すでに30代になった子どもたち一人一人の深い思い」という表現。
でも、時間をかけて胸に問いかけつづけた末にお受けしました。
ざわざわしていたフェスティバルの会場が、あのメッセージをよむ尾辻かな子さんの声と共に、しんと静まっていくのをテレビ画面で見届けた時、私の中でなにかがすとんと胸に落ちていったのを覚えています。

話は前後しますが、その年の4月、私達二人は、「うたうたい」だった娘の死を悼み、思い出を語り合う場「のえルーム」を、のえの友人、ファン、音楽仲間、キョウダイの協力を得て、すでに始めていました。この試みそのものは、たやすくはありませんでしたが、私にとっては避けて通れないプロセスとして、きわめて自然なものと言えました。回を重ねるごとに、あの場にいつの間にか生まれていった、限りなく深い穏やかな空気。そのかけがえのなさを、私は忘れる事はないでしょう。

2009年7月、今村ディレクターのほうが逡巡するくらいだったその日、
「どうして、まだカメラを持って来ないんですか」
と促したのは、私達のほうでした。
こうして、番組に向ける日々がようやくスタートしました。
2009年秋、関西レインボーパレード。この頃までは、制作側と出演者の私達双方、「レズビアンマザー」である事そのものを、とにかく視野に、取材を進行する日々が続いていたように思います。
その年の暮れ、ディレクターが「のえルーム」を繰り返し訪ねて、私達とも話し合いに話し合いをかさねた末に、「のえルーム」にカメラを入れる事を承諾した頃から、番組に向ける視野が、性的マイノリティという枠をこえて、裾野を広く、人の生と死、という深みへと入り始めたようにも思います。それが双方にとって、とても自然な事だっただけに、特につよく意識されたという訳ではなかった事が、今ふりかえると不思議な気もします。

それからの日々。まだまだ、書けばきりがないほど、いろいろな事がありました。越えなければならない、峠も谷もありました。

ちょうど1年前の2011年2月末、東日本大震災の少し前に、ようやく私達の番組が出来上がり、全国放送の電波に乗りました。
それから1年。思いがけず持ち込まれたアンコール放送の申し出に、またもや私達は悩み抜きながら、やはりこの申し出も受けてたちました。その辺りの事は、このアンコール放送の前に書いた、私達のメッセージにも書きましたのでご覧ください。

「ハートをつなごうセレクション、 レズビアンマザー・家族の自死を見つめて」では、番組に潜む二つの未踏のテーマが、よりいっそう観る人に届きやすいように工夫がこらされ、また、一年後の私達の姿も映されました。
このアンコール放送の最後に、パートナーの英子が言っているように、それでも、
「もっともっと話したい。番組はさわりで、自己紹介ですよね」
という気持ちに変わりはありません。

 「うたうたい のえ」が亡くなる2ヶ月前に「自閉症」と診断された背景にあった彼女の生きづらさが、「隠れ発達障害」とも言える、雪だるまのようにふくらむ二次障害としてあった事。二次障害には、幾つかの依存症も「うつ」もあった事。それでも、彼女が最後まで、「うたうたい」として唄いつづけた事。
 番組にも登場して心強い言葉を投げかける、のえの弟の空(から)の事。早苗や八重や葉菜の事。それに、二人の孫の事もあるし…。

 そして、なによりも、一年前の番組後に出逢った、LGBTをはじめとする、様々な生きづらさを抱えるマイノリティの人々の事。
 番組がきっかけになって、親御さんへのカミングアウトに成功したというLGBTの人々からの声が、幾つも届いたりした事も忘れられません。
 そうして、このアンコール放送を観て、今、あの映像の奥にあるものをかみしめてくださっているだろう、全国各地に散らばるお一人お一人。


 そこで、私達は、この「ハートをつなごう」のアンコール放送をあらためて心に刻みなおしながら、NHKの「ハートをつなごう」のスタジオを飛び出して、思いきって、私達の地元で、この番組を通して全国各地の人々と語り合う会、を持とうと思いたちました。

    『レズビアンマザー・家族の自死を見つめて
        ……生きづらさ・弱さをあるがままの豊かさに』 です。

なお、この集いは、アイダホ(国際反ホモフォビアの日)スペシャルとして、
また、『子を持つ・持ちたいLGBTの思いに寄りそい、生と死を思う辺境の森』構想としても、
福井の仲間と共に、取り組みます。

 場所は、福井県福井市のJR福井駅前の建物「アオッサ」内、
          『地域交流プラザ」の研修室にて。
 
 開催は、春の盛りの、5月5日午後1時15分~5時45分。

      5月6日には、ベロ亭での交流会も計画しています。


 こうして、映像から飛び出して、生身の生きた人間同士として、この番組を通して、大切な出逢いが、少しずつでも確かに生まれることを心から願っています。
 そう、雪国の積もり積もった雪が溶けて、ひょっこりと、フキノトウが顔を覗かせるように、この番組から、あるがままの人間同士としての出逢いが、思いがけずも芽吹く事を、ささやかながら祈りつつ……。

     3月12日夜7時   ケイコ

追伸 5月5日と6日の、集まりや交流会について
      特別ゲストなど検討中ですので、、計画の詳細は、4月2日に
      このブログで、順次お知らせしていく予定です。どうぞご確認ください。
      このブログ上では、5月5日づけの発表となります。

    
 参加なさりたい方は、拍手ひとつで、他の方に見えないコメント欄への書き込み
    もできますので、そこにお名前、今のお気持ち、連絡先など、
    可能な範囲で、書いていただく方法もあります。

    もちろん、外向けのコメント欄への、続けての書き込みもお待ちしています。
    
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| ベロ亭から | 18:52 | comments:7 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

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| | 2012/03/23 06:46 | |

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| | 2012/03/22 21:46 | |

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| | 2012/03/20 21:57 | |

Nakaiさん

思いきって書き込んでくださりありがとうございます。「のえルーム」のことご覧くださいましたか。また、9月30日のこの日記とそのコメント欄も是非ご覧になってください。

| ケイコ | 2012/03/20 00:43 | URL |

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| | 2012/03/19 22:46 | |

紛らわしいお名前の方が、番組に登場していてびっくりいたしました。ありゃりゃ、ケイコじゃなくて、けいさんかあ。

あの映像の不思議から飛び出して、また生身のお互いが出逢えていく、少しずつの蓄積、大切に大切にしていきたいな、って願っています。

あしたから、関西だよー!!

| ケイコ | 2012/03/14 02:15 | URL |

お疲れ様でした。とこれからもよろしく。

ある集まりでお二人から聞いたYOUチューブでの「ハートをつなごう」「ゲイ・レズビアン編」を見ていた自分が、その後お二人と会ってベロ亭で話した事がテレビの画面から流れているのが凄く不思議で、でも何度も頷きながら1日目・2日目拝見しました。
5月の「語り合う会」一人でも多くの出会いがありますように。
私も是非、参加したいです。

| ケイ | 2012/03/14 00:48 | URL | ≫ EDIT















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