PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

地上からの、そして天国からの贈り物

やっと、誕生日の翌日12日には、
60年目の生まれた日が来たことが胸にすとんと落ちて、
いいんだ、いいんだって思えた。

青い空も、私がほしいプレゼントが通じたみたいに覗いていて、
何ヶ月ぶりかで真冬の田舎道のウォーキングに出た。
少し雪がちらついた時もあったけれど、摂氏2度の野外は気持ち良かった。
汗をかいたり、ぶるるって震えたり。

そして、今日、サナエからロクシタンのクリームやら化粧水のセットが届く。
そもそもロクシタンなんてブランドに縁もゆかりもなかった私が、
ここのクリームの心地よさを知ったのは、
ハナの義理のお母さんからのプレゼントでだった。

私はハンドクリームを顔にぬってそれですます。
ちょっと前までは、ニベアで十分だった。
それも冬季だけ。あとの季節はほったらかし。
でも、この年になるともう少しは、みたいな感じも少しは出てきたり。

サナエからのプレゼントにはメッセージカードも入っていて、
最後に「愛をこめて」って、入っていて、今のサナエはこの言葉を、
本気でしか書けないことが通じるだけに、急に涙が溢れてしまった。

そして、けっして今はもう、のえからのプレゼントが来ない、
その事に余計直面して、涙がしばらく止まらなかった。
サナエからの愛が、たしかな意志と共に本気で届いたぶん、
そんなふうに動いていった自分の心のすきまにあるものが、
ふっとせりだしたように、くっきりと見えていた。

のえが2008年初夏頃に、
なけなしの生活保護の暮らしからくれたプレゼント。
それは、足が疲れたのを癒す靴下で、
ちょっとしめつけて、逆にそれで疲れを取るというもので、
私にはパープルで、ヒデコには緑だったかなあ。
二人あての、
のえとしては、「愛しているよ」っていう、
声にできないような声を形にしているようにも見える、
そんなプレゼントだった。

今も、服の積んである部屋でそれが見えると切ない。
切なさをふりきって、着用することも、もちろんある。
のえ、ありがとね、ってその時々、必ず言っている。

いつもそうだけれど、還暦を迎えた今年、
私はとりわけ形のあるプレゼントは何もいらない気持ちが大きかった。
心から青い空が見たかったり、もっと静かで調子の良い心身があればって思ったり。

でも、ヒデコが買ってきてくれた誕生日のケーキには、
「かんれき おめでとう」なんて入っていて、2日に分けておいしくいただいた。

そして、私には少し前まで、贅沢にすぎたロクシタンのクリーム、
北の友達からは、鮭のかつおぶしやら…。
少しずつ届いている。

でも、私は今も、天国からの、のえの贈り物をめでてもいる。

目には見えないけれど、そして、のえの遺した歌とも、まて違うけれど、
私は、天国からの、のえの贈り物をつかもうとして、
のえのCDブックの原稿を書きついでいる、そんな自分を知っている。

これって、自分で見つけたグリーフワーク。
昨日、あるものすごくまっとうな葬祭業者のホームページで、
こんな言葉を見つけた。

悲嘆を癒すのは、悲嘆のみである。

端的にして深い。

悲しむのさえ、嘆くのさえ許されない日本社会。
私がもしも、私のグリーフワークを、ひとつの表現として、
この、なかなか悲しみを拓くことすら許されない社会で、
開示したとき、
それは私へのもののみならず、
人々への、天国からの贈り物になるのではないか。

何人かの、今も生きて、形のあるものだって贈れる人々からの、
嬉しい贈り物を前にしながらも、
けっして、のえからはそんな贈り物がないというこをかみしめながらも、
私は、溢れる涙と共に、
地上からの、
天国からの、「愛をこめて」をかみめる。

ケイコは、じたばたせずに、カンレキになりつつあるよ。

「愛をこめて」が違って響く。
天国からの大きな余韻を包んで、地上から贈られる物たちの前で。

合掌。
そして、感謝。

巡り巡って、ゼロに立つ。

ケイコ
スポンサーサイト

| のえと共に | 15:17 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

今回のアンコール放送を巡って、力を尽くして、のえの原稿の終盤の、すすんでいた執筆も中断。

でも、この大きな山を越えつつある今、私の中で、穏やかな悲しみが胸にすとんとしみて、深い慰めが生まれつつあるのを感じています。

この心境をもちこたえて、のえの原稿のほうにも移っていかれたらと、祈りつつ……。

| ケイコ | 2012/03/11 16:57 | URL |

ダイニングルームで背中から聞こえてくる
のえさんの歌声、路上で聞いているのとは違うけど
私にとってはまるで同じ空間に居て、聴いているような不思議な気持・・・・・
すごく正直な、真っ直ぐな想いの詰まった歌と歌声

聞き終わった後、「一度でもいいから、本当に会いたかった。」と出会えなかった悔しさが膨らんで涙が出た。

CDブック心待ちにしています。
どうぞ私にものえさんの事をもっと教えてくださいね。

| レバ | 2012/03/11 16:01 | URL |















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://puentenokai.blog26.fc2.com/tb.php/954-98c73df7

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。