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【ふくい愛ダホ】アクションを超えていきたい、ヒデコの思い

sinnbunn

ハートをつなごうの私達の番組を観て、
繋がりだした人々と、今始まっていることがある。
心の奥のほうで、人間として繋がる。
人にいえなかった、苦しい事を自分の中に見る
それでいて、元気が出てくる
そんな出会いが始まっている。
性的少数者であろうとなかろうと。

それとは別に、愛ダホというアクションをする話がケイコから持ち上がった。
正確に言うとケイコは、
「国際反ホモフォビアの日」の活動をこの記念日にこそ、打ち出したかったのだ。

世界的には6年前から、全日本的には5年前から、
性的少数者へのホォビア(言われなき嫌悪)
に対しての大きな動きが始まり、
日本の中ではこの動きも少しづつかわってきているらしく、
今は若者が中心のアクションということでもあるらしい。
そして、英語の頭文字をとったIDAHOから愛ダホという呼称にかわってきて、
「反ホモフォビア」という社会に真正面から挑む姿勢を
若干やわらげた傾きを持ってきたようにも聞いている。

その愛ダホやろうかと
私と、福井市に住むSさんといきなり会って、
とにかくやっちゃおうと準備会を計画した。
これはツイッターをはさんでの出会いだ。
Sさんもテレビは観てはくれていたが
2年ほど前から愛ダホをやりたいが
一人ではできないと、考えていたらしい。
若い力がみなぎっている。

これに番組で出会った、LGBT当事者とLGBTフレンドリーの数人が加わって、
ふくい愛ダホアクションは行われた。

ところが、こんなやわい、始めたばかりの関係に
遠方から入ってくるものがいた。
もっともっと福井のもの同士が、本当は暖め合わないと
できないかもしれない不安もある中で
打ち上げるというのに
東京の二人のアクティビストがなぜか急に来たいという。

一人は、「フツーに生きてるGAYの日常」とう言う
ユーチューブを中心にしたブログのブローガーシマダ君。

シマダ君は、いつもLGBTのテーマを意識して、
気張ってツイートしている事がおおい。
感覚的な人の思いを語ることは少ない様に思う。
もしかしたら、彼の作るドキメンタリー映画の中では
彼なりの思いを描いていくのかもしれない。
私は、彼が作った映画「しみじみと歩いて行く」を見たいし、
いつか彼と話してみたいと思っていた。

もう一人は、最近東京でLGBTとして顔を出して頑張りだしたヒロコさん
ヒロコさんとはツイッターでしりあった。
いや、あまりに、知らない事がたくさんあるだろうに
あまりにも当然のことを模範的な教科書のような言葉でツイートすることにあきれた。

こういう人に、私の判っていることをきちんと伝えないと
日本のレスビアンの運動はだめになっちゃうナーと
彼女がどんな活動をしているのかは知らなかったが
とりあえず語りかけた。
なかなか、140文字の重なりでは、伝わらない。

かなりツイッターで話して、ヒロコさんは、ついに福井という地方に勉強に来たいと伝えてきた。
結局、ふくいのアクションが、ヒロコさんの勉強会なったようなもの。

シマダ君は当然「ハートをつなごう」を見ていると思ったら
全く見ていなくて、直前まで、なんと愛ダホの映像を撮りたいだけだった。
私は、来てもらうかどうか電話で話す条件として、番組を観ることを伝えた。
そして、余りにも直前になってやっとこさ、番組を観てベロ亭を知り、
番組についてや福井のことを、電話で2時間もの時間を費やして3人で話したのだった。

それまでは、ケイコとヒデコが同居していることも何も知らなかったのだ。
地方で、命がけで、日本の若者のために、カミングアウトした私達の番組を
彼に観られる事もないまま、ふくいアイダホを単に撮りたいという姿勢だったのだ。
ツイッターで、私は半年以上前から、フォローをし彼に話しかけ続けていたが
フォローされたのはこの展開の中で初めてされた。

この経緯では、とにかく地方の愛ダホをカメラに収めたいばかりだと思われた。
2時間話して、「撮ることを中心にすえるのは基本しないで、了解を一人一人取って
撮ります」ということになった。

それまで、私というLGBTの先輩が何を語っているのか彼には全く関心はなかった。
一方で、差別発言をする石原都知事とシマダ君が果敢に戦っているとしても
彼の側から、都市の側から、私たちに繋がる言葉はなかった。

ヒロコさんの場合もシマダ君の場合も、
地方のLGBTに何が起きているか実は余りにも見えていない。
私は、始まったばかりの福井の仲間を大切にしたい一方で、
私達が通訳し、東京の二人に理解して貰うことなどしたくなかった。
だが、その両者がどのように触れ合えるのか心配でたまらなかった。
場合によっては、場が壊れてしまう事だってあるかも知れないからだ。

私達は、かつて都市の人間であった。
30年以上も、都市と地方の異文化の間で
鍛えぬいた体験で見抜いていることがある。

地方では、レズビアンとかカミングアウトとかいう言葉を使わないで
人間として、他人にどう理解して貰えるのか。
それがなければ、何も始まらない。

また、私が今地方で出会い始めた、
LGBTに精神疾患を抱えている人が随分多い。
そのわけが、都市のLGBTから見えるのか。

精神疾患や弱さの問題の源が、見えてこなければ
LGBTの社会的差別の問題は見えてこないのだ。
都市のLGBTもまた状況は違うが、心の病気を抱えてもいる。

例えば、親にカミングアウトするといっても
何から始めればよいのか。
親に理解されないとか親と言葉が通じないというような表層的な見方では
苦しくなるばかりだ。
人間同士として、もう一歩踏み込める人間的な厚みや深さを持つことで
この亀裂は意外に超えられたりするのではないか。
価値観のギャップばかりに目を奪われがちだが
それぞれの親を子をどう見るのか、人間として触れ合えるのか
そんなことを、むしろこの頃考えている。

なぜなら、私達は子にカミングアウトする立場になった日本では珍しいケースを通過しているから
見えてくることがあるのだ。
これを、日本のLGBTがなぜ財産にしていけないのか不思議だ。


愛ダホ街頭行動で、全国から寄せられたメッセージをただ読むばかりでは
市民や社会に関わることになりきっていきにくい。
読むこと自体は、
今日まで告白できなかった全国の仲間の言葉を読むと思えば意味のある心地よさだが
道行く人に、棒読みの言葉を投げるだけでは
通じない場合も多いのでは。

特に地方では、何が問題になっているかを
読み解かなければならない。
顔が割れやすい地方都市では、人々の心にできるだけ届かなければ
街頭に立つの事で かえって問題が大きくなってしまうことすらありうる。

顔を出せない仲間が、行動する私達の後ろで
嬉しくて、ドキドキしながら、顔を出せないことをどんな風に思っていたのか。
とても大切なことだ。

しかも、そのメンバーの一人が、ついに前に出てきて、3枚だけチラシを撒き
来年は、マイクを持ちたいと語ったのが
とても、感動もの。

「石原都知事のような、福井県議会議員はたくさんいるよっ」て
私はツイッターでシマダ君に告げたが、その違いも確かには通じていなかったように思う。
石原都知事は一人だが、同様な政治家に全て囲まれている地方の政治状況を理解するべきだろう。


一人の人間として、いかにセクシャリティーが重要かを、
本当に伝えられるのか。
親に。近所のおばちゃんに。
議員に。知事に。

皆で、駅前のアクションを何とかやり遂げた様子はケイコも書いているが
その後、シマダ君とケイコが、やり取りしたことが
私は気になっている。

ケイコが、メールで
東京からの客人を受け入れるのがどれほどきつかったかということ。
シマダ君の福井を去ってからのツイートが
とりあえず当日に知りえた事実や彼の思いの「言い切り」としか映らないものであるかをストレートに伝えたら
いきなり電話がかかり、
アクションの取り組みとそれに至るまでの心労にあるケイコに
彼もよほどショックだったのか、声高にいきどおりを訴えてきた。

ケイコ自身は前日の二次会で、
心の問題を打ち明けた若いメンバーを励まそうと、
自らの特性や弱さも含めて、精一杯語りかけていたのだが、
その重みが、シマダ君が電話をかけてくるときには、ほとんど結びつきもしなかったのだろう。

こんなふうに、福井アイダホはあれこれ危なっかしくもあったが、
一人一人の心には十分すぎるほど、前向きな行為として、何かを変える機会になったことだろう。

初めてにしては、新聞報道も
事前に毎日新聞、事後には大きく中日新聞、日刊福井にも報道された。
それまでつくってきた記者達と私たちとの信頼関係が、全国でも余り報道がない中で
もうひとつの表現媒体となって、反映されたと思う。

ヒデコ
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| 虹色カミングアウト | 01:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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