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人生のこの時期に……できるようになったこと

ヒデコと、この日記のカテゴリーについて、つまり、「カミングアウト」か「虹」かの一件で話し合った後、あらためて、カテゴリーに分けることの意味を考えました。
今書いていることも、そんなに細分化しなければ、大多数を占める「ベロ亭から」で十分なのかもしれません。
でも、私は敢えて、「副作用ラプソディ」の二回目としました。

昨晩から今朝にかけて、私は漢方薬、サンソウニントウで、8時間半眠ることができました。最長記録。
ただし、煎じ薬は水分ですから、三時頃、眠い目をこすって大急ぎで用を足し、すぐまた寝入りました。

すごく眠りすぎてしまったような気がして、十時頃からかな、と、ふと時計を見ると、八時半。昨夜は、ここのところ、一時だの二時だの、病気上がりのくせにわが身を省みない遅すぎる就寝時間が続いていたので、昨夜は、息子のカラも来ていましたが、午前零時にベッドに入りました。そして、すうっと寝てしまいました。そう、最近の寝入り方は実にそんな感じです。

もしもどんな事情であれ、もしこれを読んでいるあなたが、「不眠症」に悩んでいる方なら、この漢方薬、「サンソウニントウ」はおすすめです。漢方薬なので、眠れる体質作りのお薬という位置づけになるのですが、しっかり睡眠薬的役割も果たしてくれています。そうして、私は六月九日のあのレスリンという薬を断って以来、はじめて、コレだけ続けて眠れた、という快挙に至りました。

やれ、とうとう二人のことが放映されるだ、なんだと、その件でブログを訪れる方が増えている時に、私はそれでも、今の私のこのささやかな、しみいるような達成感を言葉にすることを、放棄することはできません。

「薬剤パーキンソン」という重大な副作用による、去年の初夏に起きたその断薬は、私から眠る機能そのものを奪いました。はうように、祈るように、時にじたばたもがきながら、時にはたから見ていても忍びないほどの状態にまで追い込まれながらも、私は二度と抗ウツ剤レベルの西洋薬や、いわゆる心療内科で出る睡眠薬で、眠ることを求めることを選びませんでした。

今でも、ほんの2.5ミリグラム程度の、例のマイスリーという睡眠剤に助けを借りることはありますが、それはあくまでも助け。ほんのちょっとした利用。こちらがそれに巻き込まれるような使い方はしません。あくまで、漢方の補助役です。

一時間、三十分、十五分、と刻々と、明け方の空を見つづけた、どうやったって眠れなかったあの夏と秋の日々が、今は胸を突くように思い出されます。昔『不眠症のあけない夜明け』というタイトルの本が出たことがあるような気がします。そうまさにそういう感じ。でも、長い長いじりじりするような焦燥感の果てに、それでも夜は明けるのです。まあ、あの頃は、夜明けが早かったのが救いといえば救いでしたけど。

そうして、今、私は、あの夏以来できなかったことが、幾つもできるようになりました。

珈琲を先日の日曜日、レマザーの仲間たちと東京でしゃべっていたとき、断薬の翌日以来はじめて飲みました。何も起こりませんでした。少しだけ、目が覚めた感じがあって、ああ、これって、珈琲。とよみがえる感覚がありました。あの日、私は珈琲を飲んでから、今まで味わったことのない動悸息切れに、それ以降二ヶ月余り、悩まされたのでした。信じられますか。生きた心地のない動悸が、いっぱいの珈琲をきっかけに訪れたことを。

お刺身も食べるようになりました。美味しいと思います。以前のように、飛びつく、というほどではないけれど、美味しいと思います。体が弱っている間は、特に腎臓の機能が十分でない時、体は本能的にナマモノを回避するのでしょう。私の大好きなお寿司を八月に来たヤエが、かって来てくれたのにほとんど私が手をつけないことに、彼女はがっかりしたものでした。でも、こればかりは全く箸が動かないのですから、どうにも仕方がないことだったのです。

甘いものを食べまくっています。これはすこし控えなければ、リバウンドしてしまうかも。肉ももっと食べたいと思う。体重が十月から46キロに落ちていて、少しも増えませんでした。今、それが、50キロに戻ってきています。私の正常な体重です。

これは、一月のうちに、私たちのことが放映されることを巡って、大阪やら東京やらへ、かなり過激なリハビリに出向き、葛藤もあったけれど、結局前向きになりなおすいつものパターンで、都会の電車の乗り換えや町並みを歩き回って、どーんと疲れきったかわりに、もたらされた、私本来以上の食欲といったらいいのでしょうか。

大好きだったチョコレートを、サナエにもらっても食べなかったちょっと前がうそみたい。ぺろりと食べて、また、クッキーやら買い足している私です。

歩き回れば、まだまだ股関節やふくらはぎ、腹筋に背筋、そして腰が痛みます。でも、彼らはまるで、私の復活を喜ぶように、痛んでくれます。だって、これでまた、私はよみがえるのですから。次はそれ以上の力がついているはずなのですから。

筋力も少しずつ少しずつ回復し、都会に出た折には一日六千歩という記録をマークしました。新しく買い換えた携帯が、きしくも万歩計つきなんですよね。
そして、五臓六腑も力を取り戻しつつあるようです。

そして、私たちの純正な物語が、公共放送で放映される、そんな事実にも耐えうる気力も取り戻しつつある、そんな昨今です。

心配してくださった皆さん。ありがとう。ようやくここまで来ることができました。

春には全快をねらいつつ、虎視眈々とわが心身を見つめていこうと思っています。

ケイコ

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