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私は何者でもない、何者でもある

六月に処方薬の副作用で、大病を患うのと同じ思いをしたあと、やっと立ち上がりつつある今、
と言いつつ、それまでも、それ以前も、
ヒデコのほうが遅く寝て、早く起きるという生活の中、
共有できないこともあったりし続けてきました。

今、ヒデコが夢中になっているDVDのシリーズもそうです。
一緒に夜見れたら、交し合える思いもいろいろありそうなので本当は残念です。

昨晩、ヒデコがそう簡単に書けない思いを、私が寝てから言葉化しました。
明日の東京行きが迫っている中、私も書かなければと駆り立てられました。

それが、私の理屈というか、思想というか、言葉のあやとは言いませんが、
私の言葉のたくみで、広すぎる海が、
ヒデコのささやかなラムネみたいな、でも極めて大事な告白を無と帰してしまった、
そうとも取れる、文章を、彼女の小さな大事な告白のあとに書いてしまった私。

私は何者でもない。
その思いが最も私らしい私の思いです。
と同時に、私は何者でもありうる、というのも私の最も私らしい思いです。

そうして、私はヒデコと35年、そう今年の四月でちょうど35年になるのですが、
そんな長きに渡って、パートナーシップを組むこととなりました。

それが今度、名づけられることとなりました。

だから、私はその名づけの周りを、巡りに巡って、ヒデコの大切な告白さえ、
無に帰してしまいかねない、文章を展開してしまいました。
それは、きっと言葉の暴力に近いものとなってはいないのでしょうか。

こんなやりとりをここに出すのは、それが私の大切なことであるからです。

今回の番組には、ひとつにくくれないアイデンティティが、満載されているような気がします。
ぐるぐるとらせん状に、私たちの人生は円を描き、渦巻き、
そして年月を踏み、多くのものを得、幾つかのものを失いました。

そんな喪失をも描かれます。

そんな私は、私を何者でもない者、と言い換えます。
何者であってもいい、何者でもない者と。

それは私の喪失であり、痛みです。
けっして取り返せない人生の深い亀裂です。

それをも、託して、編集、ゲストの弁、たくさんのスタッフの作業として、
コトは周り、動き、形を得ていこうとしているのです。

私はそれに耐えます。
私はそれを喜びます。
私はそれを歓迎します。

いかなる批判や非難や誤解や偏見があろうとも、
私はもう後ろには引きません。

なぜなら、私は何者でもないからです。

ケイコ
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