PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

年頭のやりとり名言集(1月22日に補足)

正直言って、年賀状にはいつもそれほど、エネルギーをかけてはいない。
特に、私ケイコはそうで、季節の行事ややりとりが、比較的好きなヒデコに
やや追随しているかのように、あとから、そおお、書くなら書くけど、
くらいなものだった。

ところが、今年は違った。ヒデコがいつもの年のように、
まあ積極的だったということはあるけれど、
私は空白の七ヶ月を埋める勢いをハガキの大きさの中に、
こめてしまつていたかもしれない。

毎年、そういった濃い中身の人様の賀状を見ると、
本当はそうしたいのだけれど、賀状のつきあいの人と、
そこまで濃い中身にする必然性やチャンスはあえて招かなかった。

以下は、主に往復のやりとりをした人たちの印象的な文面より。
つまり、私たちの賀状を受け取った方々の返事が中心。

「ブログ読んでます。ケイコちゃんが少しずつ力を取り戻していかれる様子がうれしいです。」
いつも私たちを見守ってくれている、長年の年上の友人より。

「年が明けたネエ。回復の途上か…良かったね。心と体、この複雑で単純な持ちもの。私、だいぶくたびれた所もあるけど、ケイコちゃんの復活の兆しを読んで、しみじみしている。」
北の地で、私たちと変わらぬ年で、有機農業を続ける友人より。

「その後どうされているかと思いつつ、すごしていました。お二人、二人五脚(くらいだよね)すばらしい。ごめん。我が家のテレビはぶっこわれ、その後なしの生活。お元気で。」
暴力や貧困をテーマに、東京で忙しく活躍する、やはり長年の友人より。
ケイコの一言。うーむ。私たちは蛸(たこ)かな。急に足が五、六本になった感じ。そう、マルチに私たちのやることって、錯綜しているって言うか、重層的っていうか、それが、「二人五脚」に凝縮していて笑っちゃう。

「とてもステキな2ショットで、笑顔がこちらにも移りました。うらやましい。」
北の地に活路を求めて移住した、元東京在住の友人より。彼女も「老後」を迷っている文面が続く。私ケイコは、去年のメキシコ行きは、神様の贈り物と信じているので、そのときの飛び切りの二人の笑顔を皆さんにお送りしたくて、二人で入れようって決めました。そのあとがあんまりだったからこそ。

「ペルーより戻ってたんですね。ご両人のウマソーなお顔の写真、何食うてんのかしら?中略 いつの日か、「無謀なオバンライダー福井に参上!」したいです。」
北の地からは、傑作?が多いのかなあ。キャラバンで世話になった喫茶店主の方からのもの。さいはての地の、さいはての駅前でのキャラバンが忘れられません。


「がんばり好きな二人に、何かすごそうながんばれ圧が、ぐいっとかかって、あきれますね。ここまでくると。しかし、生きていて良かったね。とりあえず。」
このあとは、彼女自身の近況が続きます。東京の友人より。彼女の辛らつかつユーモアたっぷりの物言いには、私はとことん笑って救われます。そう、すごい「がんばれ圧」には、私もとてもがんばれなかったわりには、がんばっていましたね。なんて、わけの分からない答えが口をつきます。

「昨年の今頃には、まさか自分が母親になるとは思っていませんでしたが、今子どもを抱っこしながら、年賀状を書いています。不思議な命のあたたかさに包まれた新年です。ベロ亭のブログ、携帯で読ませていただいています。最近、ケイコさんの日記が増えてきて、とても嬉しいです。なかなかコメントできませんが、12月21日の日記は、その時の空気とケイコさんの思いが伝わってきて、何度も読んでしまいました。」
娘の友人でもある、ひとつ世代が下の女性からのもの。のえの誕生日に私が、のえの生まれた日について、生誕40年だからこそ書けた、その文面が、そのように届いたことを、あらためて胸にとどめる思いです。ありがとう。

「改めて、一枚のハガキの裏表読み返すと、いろんなことがあったんだね。それにありつづけているんだよね、一年間お休みもらっちゃいなよ、と言っても、なかなかふんぎれないとは思うけど、二人から見たら私なんか眠っているようなもんです。ほんまにすぐ眠たくなります。なにがあっても二人には勢いがあるのがうらやましい。どんなこともちゃんとに表現してのこしていくもんね。生きてるってことがびんびん伝わります。忘れないようテレビ見ます。」
関西在住の、私たち二人にとっては、不思議な語り部のようなおばさん、ってな感じの友人より。気がつくと、大事なシーンに居合わせてくれるのが、彼女の勘なのでしょうか。そして、こんなことも言ってくれるのです。

「いかがお過ごしですか。のえさんのメモリアル活動、すすんでいますか」
元福井県担当だったある新聞社の女性記者。現在は別の地で活躍。のえの福井でのコンサートを取材してくれた縁で、そのとき、のえと話したこともある方です。「のえルーム」の引越しの時も来てくださったのでした。

「カセットブック、出来上がりましたらぜひお知らせください。今でも、のえちゃんの事は、生きていた時のまま、心の中に存在しています。」
京都の老舗的ライブハウスで、のえと共演もしてくれたミュージシャンの男性です。のえが亡くなった直後には随分と相談にのっていただいた、そんな信頼のおける方の心の中の、のえが私の目を覚まします。

「ケイコさんの体調がすぐれない話は秋に聞いていましたが、詳しい内状をハガキとブログでうかがって驚きました。(パソコンを使えないので、知り合いに頼んで初めてブログを見ました)中略… 今度お会いした時に、ヒデコさんケイコさんとゆっくりお話ができたらと思っています。僕の生活の中で、野央さんの声に助けられる場面が幾度とあります。次回の個展はぜひ、うかがいたく思います。」
「のえルーム」最後の日々、かけがえのない、のえの生と死にかかわる、大切な、宝物のようなお話をしてくれた男性からのものです。一期一会と思っていた語りが、もしかしたら続いていくのかもしれない、という発見は、大きな救いともなりました。

「たくさんの悲しみを乗り越えて、生きておられるお二人に励まされます。息子は「寛解」となり、中略…私の入院見舞いに来てくれたり、正月支度なども私の小言が多いのは、相変わらずですが。一度、そちらへお邪魔してみたい!ヒデコさんのすり鉢、健在ですよ」
「寛解」の一言のおもみが、どれほどのものか、このブログの読者の中で、どれだけの人が反応できるか、私には分かりません。統合失調症という精神障害を持つ息子を抱えた、母親同士として、私たちより、おそらく十数年先を歩いているかたの言葉として、心に刻みました。私は祈ります。そして、感謝します。

ヒデコのやきものファンの友人、知人、お客様からの賀状も数知れずありましたが、私ケイコの独断と偏見で、これだけを紹介させていただきます。おばあちゃんの姿の泥人形をある地方のキャラバンで購入してくれた方からのものです。
「案内ありがとうございました。おばあちゃんは、玄関で毎朝送ってくれます。器も使っています。」

年に一回だけのやりとりで、互いの消息、近況、を知るだけの関係になっていたとしても、あるいはそれだけが続く関係だとしても、そのかけがえのなさがどれほどのものか、今年ほど思い知ったことはありません。

去年は、私ぐらいの年で、あるいはヒデコの元同級生で逝く人を知りました。そう、生きていてこそ、できるやりとりがあるのです。

ありがとう。
ここに紹介できなかった、大切な友人知人、お客様、ファンの方々へも、あらためて感謝申し上げます。

ふふ、ちょっと、大真面目なケイコでした。
匿名での文面引用については、どうかご容赦くださいね。

ケイコ

これをかいたあと、こんな寒中見舞いをいただきました。追加して、掲載します。


「野央Presente!
おふたりとも本当にけわしい峠を越えられたのですね。でも、お写真のどこか突き抜けた表情を見て、
よかった、すごい、以前とはちがうものを感じました。私、腰痛その他で、半径1kmの生活を数年、でも、半径1kmはまた、ひとつの世界でもありました。」
名編集者でもある、ご無沙汰しっぱなしの方からのもの。久々に年賀状をお送りして良かった。
最初の、「のえプレゼンテ」は、「のえ、いるよ」「生きてるよ」てな感じのスペイン語。出欠を取る時、そこにいれば「プレセンテ」と、いなければ別の人が「アウセンテ」と言ったりします。存在してるってことに近い響き。
そのスペイン語の響きは、私たちにひととき、懐かしいかの人々との日々と共に、人がある、そのことの心における意味をよみがえらせて余りありました。ありがとうございます。
それにしても、以前は彼女にとって、私たちの表情は見るに値しなかったのかな、なんてかすかに不安がよぎります。厳しい方だけに。
1月22日


スポンサーサイト

| ベロ亭から | 16:12 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

この世での、貴重な「やりとり」ですね。

| けろたん | 2011/01/19 23:28 | URL |















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://puentenokai.blog26.fc2.com/tb.php/776-317fa8b2

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。