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半年後のクレマチス

今年五月半ばから、五月末の陶芸祭りのときには、30あまりの大きな花をひらかせていたクレマチスの花の剪定をしました。庭の草木をいじったのは実に半年ぶり。あのとき、そう、五月に花のついた枝を切らなかったので、秋には、クレマチスは花を咲かせませんでした。

剪定なんていうと格好いいけど、要するに、冬に向けて枝を切ったのです。クレマチスって、春にものすごい勢いで芽吹き、枝をつけ、開花へと向かっていきますからね。

私もクレマチスにあやかって、秋は咲きそびれたけれど、春にはおおいに開花したいものです。

いつもなら、冬越しするいくつもの植物の鉢も、私が面倒をみてやれなかったので、ごくごくたくましいわずかな鉢が幾つか、今日英子が冬仕様にした玄関口のガラス戸の中に入れられました。まあ、どこのうちでも、猛暑の夏をこえられた鉢植え、植物は少なかったのかもしれませんが。

今日は、晴天で、雪の降る冬の始まりの十二月がやってきたなんて、信じがたい思いもします。

五月から数えると半年、いや、七ヶ月、私はじりじりと闘病の日々を生きてきました。

多くの人に支えられました。とりわけ、相棒のヒデコには。

人の体が衰弱する、歩けなくさえなる、それと共に、丈夫だったはずの足の筋力が落ち、丈夫だったはずの内臓のあちこちの働きが落ち、どうして、なぜ、と胸にききながら、でも前を見つめなおすことだけは忘れず、ここまでやってきました。

私がメンタル系の薬を処方してもらっていたのは、考えられないくらいわずかでした。そのわずかな薬で支えられていた数年間が、そのわずかな増量で、しかも医者独自の、私が望んだわけではない増量で、一変しました。拠り所となっていた薬が、体をむしばむ、簡単に副作用というには余りに深刻な事態をまきおこしつづけたのです。

この問題は、日本ではいまだ放置されている問題です。十年以内には、きっと大きな社会問題となるでしょう。

頼るべき指針のない中、手探りで、漢方や鍼灸に治療の方向性も探し続けました。回り道だったように思えるこの選択ですが、本当はけっして回り道だったのではないと、この頃たしかに思えています。

昨日の午前は、ヒデコががけ下の湧き水のポンプを入れ替える手伝いをほんの少ししました。日常的に上り下りしていた坂道のいちばんきついところを三回上り下りし、めげそうでしたが、意外にも筋肉痛はそれほど耐えられないものではありませんでした。

昨日の午後は、陶芸館の今月の作家展のヒデコの搬出につきあいました。わずかな点数だから、時間もかからないし、近くだし、私は敷いてある和紙を始末したりしました。

それから、織田豆腐定食の昼食で外食しました。こうやってゆっくり外食できるようになったのも最近のこと。

やっ人心地つくというか、人間らしいというか、そんな生活が戻りつつある、そんな感じです。

雪国の晴れ間はいとおしい。晴天の空の下では、わがベロ亭の庭でのウォーキングは欠かせません。最近は十五分くらいを一回として、一日できるときは、三回くらいはしています。

まだまだ、あちこちに筋肉がこまかく人の体をめぐり守っていることを、その痛みとともに知る日々ですが、足の力だけは人並み、と、あの改装前の急な階段を駆け上っていた、そんな頃に戻るべく、たゆまず、あせらず、リハビリの日々です。

だんだん、ウォーキングのかわりに、それこそがけっぷちの坂の上り下りそのものが、広いマーケットでの買い物が、つまりは生活そのものの当たり前なことが、リハビリそのものになっていくことでしょう。

長いこと、本当に長いこと、週に三回通いつづけた鍼灸院ですが、今週からは週二回。だから、普通の日常や、こうやってブログに向かえる時間もきっと増えることでしょう。

行きつ戻りつですが、半年目のクレマチスの、根に秘めた生命力のように、私は何回目かの私の人生そのものを生き始めることでしょう。いや、ほんの少しずつでも、それは始まっているのかもしれません。

願わくば、今年の雪の少ないことを祈りつつ、2010年の12月の初日に記しました。
思えばあと二十日で、のえの生誕40年。

日々よ。
命よ。
花よ。
空よ。

生きてあることの今の空気の静けさよ。

ケイコ
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COMMENT

日々の情景から心もようまで、鮮やかなケイコ様の日記、うれしく読みました。私も、今月下旬にガン発見から丸5年。だいぶ体力の回復が実感できるようになりました。ODで亡くなった元恋人は25日が生誕34年です。

| けろたん | 2010/12/02 00:53 | URL |















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