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雪降りしきる中、日本語教室のお知らせを渡した

2月15日金曜日夜8時20分から40分頃、私とヒデコは、ブラジル人が千人は働いているという地元のある工場の前で、日本語教室のお知らせを、昼間の勤務が終わった彼らに次々と手渡した。ピカピカの車で迎えに来ている家族にも、運転席のガラス戸を軽くノックしてあけてもらい手渡した。

お知らせは、ノーティシアでスペイン語と同じ。日本語はハポネスではなくてジャポネーズ。そして、今晩は、は、ブエナスタルデスではなくて、ボアノイチ。それだけはしっかり頭に入れて口にした。ヒデコと私と、二つの出入り口にわかれて、雪降りしきるその晩、私たちはブラジル人たちに私の日本語教室の存在を知らせた。

それから、すでに七回くらい電話をもらっている。たどたどしいけれど十分なコミュニケーション能力で、「もっとうまくなりたい」と訴える人。電話口の向こうのポルトガル語と私のスペイン語とで、なんとかわかりあう日本語ゼロの人との数分の交流。などなど。

三人目の生徒は、ブラジルの食品を売るスーパーに貼り出した知らせを見た女性だった。二交替勤務のきびしさを訴え、それでも日本語を覚えて日本人の友達を作りたいと
まっすぐに伝えた。

四人目の生徒は、クラスのある場所に貼った貼り紙のせいで連絡してきた。真面目などこから見ても日本人に見える日系人男性。他の彼女たちは、いくら日本人の顔をしていても表情が全く違うから、私にとって日本人らしくはなく、まさにラティーノだ。

数々の電話があったけれど、雪降りしきる中で配ったお知らせは、まだクラスへと結実していない。それは彼らの勤務体制が朝から昼の八時から八時。夜から昼の八時から八時の二交替で、それがいつ替わるかは一人一人全く違うから、絶対に同じ時間帯でクラスを組むことができないからだ。

三人目と四人目の生徒もそうで、一回一回、彼らの都合に合わせて予定を立てるしかない。それはひとりで日本語を教える私には、なかなか大変な時間のやりくりとなる。

雪降りしきる日のお知らせ配りは、実は三人目の生徒となりそうだったある若いブラジル人に二回目のドタキャンをされたから思いついたのだった。どうせなら取り戻さなければと、すでに作ってあったチラシの裏側に地図とポルトガル語も加えて増刷りした。

もうすぐ三月。雪がいつ降らなくなるかは知らないが、まるで吹雪の中のような彼らの勤務体制をかいくぐって、私のクラスはもうすぐ彼らのための特別なプランを実現しようとしている。実現するかどうかは未知数だ。春よ来い。早く来い。おおい。



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| ベロ亭から | 22:10 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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