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討論・いじめはなくせるか、を見て

「日本のこれから」って時々やっているNHKの討論番組の今日のテーマはいじめ。
吸い寄せられるように全部見てしまった。

様々な切り口の問いかけに、教師や保護者や、教育関係者が語るのを見た。
そして、高校生や中学生の参加者の
痛切で、だが生き生きした発言も聞いた。

結局日本という社会が、人間関係そのものを失ってしまっている、
失ってしまっている以上に壊れている、
そのことが「こども」という成長過程の不安定な存在に、
「学校」という世界の中で
どう深刻な影響を及ぼしているかを、
見た気がした。

いくつか心に残ったこと。
「気にするな」が追い詰められている者にとっていかに残酷であるか。

私自身、この言葉が大嫌いで、
そうひとに言われる瞬間何が起きているかを、
徹底的に見つめることで自分の言葉を獲得しつつ 、
克服していったプロセスを胸が詰まる思いで思い出した。
二十代、いや三十代までかかっているかなあ。
私のものの感じ方は私独自のもの、それでいいと。
気になる、ことは気にしてやぞって。

いじめられる側にも問題がある、とはよく耳にする気もするけれど、
統計の結果、教師の53パーセントがそう思っているのは驚きだった。
まさに、いじめがなくならない証明みたいな話だ。

興味深かったのは、「いじめられる側が自己中だから悪いんだ」っていう
番組の中の中学生のコメント。
いじめることの方が何倍、自己中かってわかんないだなあと
口があんぐり。
でもこれって普通にまかり通っているんだね。

そんな中で、同じ意見なのに、全く逆とも言える意見。、
いじめられている側が自己肯定し、
尊厳をもってその事実を訴える勇気を持つよう
変わる必要を言う精神科医の発言。

DVでもセクハラでもそうであるように、
被害者の性格、弱点、油断なんて関係ないよってところに、
議論は収束。
そのプロセスで出てきた一人一人の発言の襞みたいなものに、
人間の内面の複雑さ、暗部が仄見えて興味深い。

最後は、加害者を出席停止にするのをどう見るか。
罰なのか、冷却期間なのか、教育的措置なのか。

一人の子が、クラス全員にいじめられているなら、
その全員が出席停止になるべき、には
説得力を妙に感じた。
世の中、そんなこといっぱいあるわい。
それができるなら、なんて。

でもやはり、
いじめの解決にそれはないでしょう、と言う年配の女性の発言が
もっともっ光っていた。
テロに戦争で返すのはないでしょう、というふうに。

加害者の問題にかかずらわっているうちに、
自殺してしまう被害者もいる、
被害者が逃げこめられる居場所が必要、
と訴えるフリースクールの人の発言も胸に迫る。

あれこれ見ると、
女の人の発言はやっぱり柔軟で心の響きがある気がする。
どんな立場の人であれ。

でもね、一番光っていたのは、
やっぱり出演しているこどもたちだったな。
もちろん、男の子もね。

解決の糸口はまさに彼らの中にある。
責任を、学校だ、親だと押し付けあうのではなく、
子どもたちの可能性を信じること、
そこにあるんだよなあ、と妙に納得。

突然、ペルーのクスコで、グループのチームワークを模索し、
深めながら、お互いの信頼関係の中で、
自主学習を続けている「グループがんばろう」の試みを
日本の人々がなぜ応援してくれるのか、訳がわかった気がした。

応援してくれる人たちは、そこに「希望」を見てくれてるんだなと。

ふいに深く訳がわかった気がしたら、涙がにじんできた。

ケイコ

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