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生徒のお母さんの死

昨日、遠足から帰った夜9時過ぎ、教室の電話が鳴った。
新しいメンバーの一人のジョラさんから、
やはり新メンバーのコキ君のお母さんがなくなったと知らせが入る。

コキ君は先日のミーティングで、
泣きながら自分のことを語り
自分を開いて、残る20ソル、日本円で740円相当、の月会費を
どうしても払えないことを訴えた21歳の青年だ。

観光の学校に通う傍ら、
クスコの中央にあるコリカンチャという神殿でガイドの勉強をかねて働いている。
といっても、賃金は支払われていなくて
チップがあれば収入になるが、なければただの観光ガイドの練習だ。

その彼がミーティングで言ったのは、両親は別居していて、
おじさんが数日前になくなり
お母さんが2ヶ月前から目が見えないということだ。

その翌日、クラスは現在、来年1月からの教室の場所探しを
グループで手分けをしてしているが
コキといっしょに探すことになった。

私は「お母さんはどうして目が見えなくなったのか」と聞けば
4月になんと脳腫瘍の手術を受け
最近リマから帰ってきたというのだ。
目が見えなくなった原因は、
どの医者に見せてもわからないという。

その翌々日が遠足だった。
しかし遠足の前日に実は
コキのお母さんは亡くなっていた。
みなの楽しみを奪ってはいけないと
遠足に参加できないのは彼自身の病気と、遠足の朝電話で言ったという。

ジョラさんからの電話で、
くたくたのケイコと私はお通夜の行われているコキの家にジョラと駆けつけた。

それは、クスコの入り口にあたる道路からさらに激しい凹凸道で山を登る。
真っ暗の道をやっとたどり着いた家の中に
棺おけが置かれ、ろうそくがともされていた。
これ以上の貧困はないかもしれない。
翌日行ったリーダーのフスティノさんも
あまりの貧困に驚いたそうだ。

その人は、50歳。
食堂で働いていたそうだ。
子供はコキが長男で、後3人子供がいる。
一番下の女の子は10歳だった。
棺おけの中の初対面の人に向け祈りをささげた。

ケイコは突然激しい吐き気に見舞われた。
死者の風と呼ばれるものと後で聞いたが、
アルコールと焼かれた薬草で顔や首などをさすられた。

そして今日は、葬式だった。
本当に遠くまで、クラスのメンバーとともに行った。
花輪をグループがんばろうとプエンテの会から送った。
クスコ市内には立派な墓地があるが、そこは高くて買えない人々が
写真の山に穴を掘り死者を葬る。
貧者の墓地だ。

長い時間かけて、男たちが棺おけの入る穴を掘り続けた。
棺はおろされ、花束が投げられた。

コキ君は妹の肩を抱きながら泣き続けた。
父親はすでに別の所帯を持っているので
コキがこれから兄弟を背負う。
果たして日本語クラスを続けられるのか。

彼のような人間が続けられるクラスを作らなければと、ケイコ。

ヒデコsementario


AUTHOR: はな DATE: 12/15/2006 11:33:48 脳腫瘍で失明・・。
どんな環境で手術を受けたんだろう?っとちょっと考えてしまった。

いろんなことでが起ってるね。
無理しないで頑張ってね。
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| プエンテの会から | 13:43 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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