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詩 ≪ひとつの大きな思い出になっていく≫ 2013 2/16に書いたものを3年後に正式に完成!…人権交流京都市研究集会の基調講演の結びに朗読したものを掲載…!講演タイトル『性的マイノリティが模索した家族のかたち』。


詩 ≪ひとつの大きな思い出になっていく≫ 
2013 2/16に書いたものを3年後に正式に完成!
人権交流京都市研究集会の基調講演の結びに朗読したものを掲載!
折しも2/14に映画「ある精肉店の話」で、「水平社宣言」を誠にリアルに生々しく、それまでの百倍感じ取り、腹におさめた。
講演タイトル『性的マイノリティが模索した家族のかたち』。


詩 ≪ひとつの大きな思い出になっていく≫ 
                  米谷恵子

「あっちのほう、あっちのほう」と
どんどん車を
対岸の遠くのきらめく花火に近づけようと懇願する
子どもにかえった「のえ」の声が甦る。
一気に、のえの、やんちゃで無謀な少女時代が甦る。
けっして、つかまえられないものをこそ、
なんとしても手にしようとしつづけた
おそれを知らぬ子どものような、あの、のえの…。

もしかしたら
金稼ぎに、毎日の家事に夕飯作りに
一刻の猶予もなく
にぎやかすぎる歓声に包まれて
息せききっているそのときこそ
5人の子どもたちもいちばん元気で
私たちも最高に幸せなんだと
こころをよぎったあの時代…。

気づけば、二人だけになって
ああ、ひとつの大きな思い出になっていく。

いま、わたしは
はるかなる空の果てから
そこにかえる。

ふたたび
ひとつの大きな思い出にしていくのだ。
のえとともに。
早苗とやえとはなとカラとともに。

ベロ亭の記憶を深い井戸の底からくみあげて
英子とともに
誇り高い歴史の泉にするのだ。

それはこころに決めてくみあげるきらめき。
それは誰にも替われない
私たちの40年の日々の波がしらだ。

ひとつの大きな思い出になっていく。

くみあげきれなかった
けれど
気づけば手のひらに そっとすくいとっていた
数知れない人びとの 人生の泉とともに。

路上で世界と向き合った
「うたうたい のえ」の37年と289日の
まばゆい いのちのしぶきとともに。

≪end≫

2013年2月16日に講演の結びに朗読するために
急ぎ書き上げたものを、本日徹底推敲、
ちょうど3年後の完成です。
37年から40年となおしました。

2016年2月18日     米谷恵子

下のイラストは、80年代から90年代にベロ亭に通い続けた、アメリカ人のレズビアンの、ライナが描きました。子どもたちと、よく遊んでいましたわ。
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