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「ご苦労されたんですねえ」で、切り捨てられる 他者の人生の歴史と痛みと… 「模範解答」が出たついでに累積赤血の出血サービス大放出!!!

「ご苦労されたんですねえ」で、切り捨てられる 他者の人生の歴史と痛みと…
「模範解答」が出たついでに累積赤血の出血サービス大放出!!!

このSOTTO虹をともに担う、私、米谷恵子のパートナーの岩国英子は、個人でもfbをしていまして、最近トップページを替えました。あっ、もう知ってますよね。
息子のkARAがベロ亭の壁面をライブペインティングした壁画に、タイミングとして今だって感じで出しました。

知らない訳ではないけれど、二回だけ会った…私は大昔、それこそ30年以上前にかな、それから最近とかな、はなはだおぼつかないけど…ある方が、壁画にかかわる息子のことを英子が語ったのに対して、「なつかしさのあまり」書き込んでこられた。

うーむー。
またも「ご苦労」の三文字。よく見るよなあ。このての表現というか、全く同じこの表現。

はーい、これはすぐに確かめられますから、確かめてください。ありゃ、どうなんだ。友達申請してないと見られない?それてもトップページの画像についてのやりとりだから、どなたも見えるのかしら。

ところで。

セレブ系のトランスのある有名人と化した方も吐いたということなのです。
英子に向って、私たちの番組を観たタイミングとして、まあ感想としてではないかもしれないけれど、総じて、その傾向を帯びながら、「彼」の想像の及ばない人生に対して、「悪いけどゴミ箱じゃなくて、ご苦労箱に入れさせていただきまーす」てな感じで言われたんだと思います。これは、英子の経験なので私は聞いたことを書いています。
その「彼」は、県に呼ばれて講演。なんで、私たちが住んでいる県で、ベロ亭を呼んで講演しないのかは全く不明ですが、ある議員さんのご説明によると、県の職員は「ぎょうぎょうしい経歴がお好きなので、難しいのではないでしょうか」ということでした。あらあら、この議員の方、お子さまのある悩みを英子に直接されたわりには、英子の「ぎょうぎょうしい経歴」を知らないんですね。いやいや、私のもですけど…。まあ、とりあえず、そのての経歴は書くのはやめた人生にだいたいはしていますから、視界の危うい県の行政担当者にはなーんにも見えてはいない訳であります。
その席で、英子はその「彼」を囲むささやかなミーティングのようなものを設定できるよう、事前に県にかけ合ったのです。まあ、その「彼」は、なかなかフェアなところもある若―い紳士君ですから、英子は寛大なこころにもなれるという訳です。で、英子のことも私たちのこともなーんにも見えないセクマイ若い衆数人と、「ご苦労されたんですねえ」と、私たちの人生をひとくくりにした「彼」とのミーティングは無事終わったようです。

おあとはですね。
トークバックという映画をお作りになった女性映画監督も同じこと言いましたね。これも英子とのネット上のやりとりなので、英子に怒られちゃいそうですが、えっ、このタイミングで言うわけーって、あきれましたね。一応、この映画観てますよ。彼女の書いた本も読んでますよ。でも、がががーん、って彼女の存在意義と価値は下落しました。
「ご苦労されたんですね」。
それは関わりあわないつもりの、在野の「苦労人?」に向けて、持ち上げたふりをして突き放す日本語表現であると、「巷の比較言語学者」の私めとしては、分析しておりますです。突き放すというより、そのまま谷底にいなはれって、突き落としなおすような感じかな。

はてさて、まだいますよ。
ベロ亭の子ども5人が幼児から小学生くらいだった頃の保育園の園長センセー。
はい、うちの双子ちゃんは、「今度ねえ、来た冷蔵庫は新しくてきれいなの。拾ってきたなかでは、今までで一番きれいー」なんて、屈託なく、突き抜けて、自慢しまくっていたものでしたから。ついでに、少しでも飲むと顔が真っ赤になる英子のことを、「ママは飲み介」なんてデマも飛ばしておりましたがね。
そんな保育園時代に、さぞや「かわいそうなおこちゃまたち」と見ていた園長センセーがですね。数年前、双子の一人が越前陶芸祭に手伝いに来ていて、ものすごく久々に会った折、のたまわったのです。40歳近い、娘を前にしてですよー。
「あの頃は、苦労していたものねえ。」
おっとー、聞いたぞ、聞いたぞ。あんたの本音、聞いたぞ聞いたぞー。

次なるエピソードは、昨日、ある方とのりにのって、話していた時に出てきたエビソード。その方は足に障害のある方で、まあ、この地域の良い家の出で、この十年あまり、この地でハンディキャップをもって、良い家柄に生まれると、「不渡り手形」なんて言われながら、たくましくもとぐろを巻いた毒の持ち主になるのねえって、やりきれなくも、「絶対、この人のこのおしゃべり、愚痴に終わらせないぞー」ってつきあってまいった方でございます。でありまして、最近は、実に純粋な本音対本音で、特に二人きりの時間が保障されると、まあ、ものすごい丁丁発止をするという相手から出たエピソードです。

「子どものとき、大嫌いでくそおもしろくもない、なーにもわかちゃいないなあって思っていたセンセーと、あるエレベーターで鉢合わせになったんですよー。
でねー、いやだなあ、あのセンセーじゃないかなー、って思いながらいたら、向こうが気がついて、「あら、●●さんよねえ、私、あなたのことが大人になってからどうなるか、ものすごく心配していたのよー。それが立派にお仕事されてるのよねえ」ってきたのよー。もうって思いながら、「ええ、ご心配していただいたおかげでー」と、ことさら嫌味と皮肉で受け流しましたわ。ああ、めんどくさい、って思いながらね。」

はい、読者の皆様。ここで、ご苦労がご心配、と切り替わったことを意識されていますか。

あと、なぜだか全く不明の「ごめんね、ごめんね」も似通った神経で発せられる、自己防衛的言辞であることも多いか…と。
二日前にあるメールでいただいた「ごめんなさい、恵子さん」はこころから受け止めていることだけは、つけ加えておきます。時々、勘違いして悩ませているらしいことも気づいていますから。

ある本が、20年ぶりの交信という知人から送られてきました。のえの写真もはさまっていました。ただね、おかしいんです。
「写真送るの遅れてごめんね。ごめんね。」
そうね、15行くらいのメモ的な手紙の中に、なんと「ごめんね」が4回出てきました。
私はこの人と、写真を送ってもらう約束をした覚えはない。
まして、ホームレスに関する本をなんの説明もなく受け取る筋合いはない。
それよりもなによりも、この人が、のえが亡くなったことを知っているのか、知らないのかの言葉もない。だから、むろん、お悔やみらしき言葉もない。いやいや、お悔やみって、あえて言いますけれど、どんな言葉だっていいのよー。「のえちやんのこと、あとから知りました。ショックでした。どんなに大変だったか、思い続けています。」といった表現でもなんでもいいわけですよー。あらあら、文例示しちゃった。このまま、利用できると思ったら、マニュアル大好き連中、大間違いですからね。
即、その日のうちに本など送り返しました。ただ、むろん、写真はもはや「遺影」ですから、「ありがたく頂戴します」と受け取りました。

  ≪のちに知りました。この手紙の主が、家族を自死で亡くしているこ  とを、それからさまざまに大変な人生を送っていることも。でも、知っ   たこっちゃありません。人と人とのふれあいかたの最低限の筋道も   知らないんですから。つまり、ご家族の死にも向きあえていないとい  うこと。で、「知らなかったのー」って私はあとで、間接的に責められま  す。直接責められた英子は、「写真だけは抜き取られていた」などと   いう冤罪的発言に手紙の主の友人につきあわされて、直接、本人が  恵子ちゃんとやりとりすべきー、で通しました≫

読者は、「ご苦労」が「心配」になり、それから「ごめんね」になったことに留意すべきですね。

これらは、まっすぐに向き合えない現実に対して、ひとさまがほおり投げる、他意なき、いや他意まんまんの物言いです。

他意。
はい、ご説明しましょう。
ご苦労箱、心配箱、ごめんね箱、これは向き合えない、ないしは向き合えないとも意識できない、人様の尊厳に満ちた人生を、ガボーンと投げ捨てる日本語表現です。

ついでに、大丈夫って、本気で使ったことあるかお聞きしましょうね。
それさあ、自分の安心立命のためだけに使う日本人、だいたい70パーセントくらいだよね。本気で相手のこと心配して、「大丈夫ですか」って必至で倒れた人に近づく場合は別よ~。

それ以外は、「ええ、大丈夫です」っていう言葉しか期待していないよね。

私は堂々と言いますよ。
「いいええ、ぜんぜーん、大丈夫じゃないでーす」と。
たいがい皆さん、心の準備ありませんね。
ぽかーんとして、絶句なさいます。
ここで何事かを言えるひとは、相当の人生体験を日本人としてはしていらっしやる方かと思います。

はてさて、
日本に来た外国人が最初にマスターするのも、この「大丈夫?」です。
で、私は日本語教室で、多くの日本人が本気で心配なんかしちゃいないのよーってことを伝授します。即、判ります。日本人以外はね。あるいは日系でも、他の文化社会をちゃーんとに生きていればね。

はーい、読者の皆様、「ご苦労さま」でした。
ここまでお読みいただいて、「ご苦労されたんですね」って言われたときに、
勘違いして嬉しくなったり、言った人に心酔したり、など、
以後、お間違いのない人生をお送りになることをこころから祈っておりますです。

じゃじゃじゃーん。

次回は、「讃辞は惨辞」といったあたりで、
ひとさまのことをいかに他人事化しているかの研究第二回目の発表を、
予定しておりますでーす。
まあ、褒め殺しって言葉もあるくらいの文化ですものね。
乞う、ゴキターイ!!!

:恵子
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