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札幌へ、北の大地へ、だが、これではきつすぎる…長文ですが最後まで読んでね

札幌へ、北の大地へ、だが、これではきつすぎる…長文ですが最後まで読んでね

札幌の7月12日日曜日には、「ちいさな集い 悲しみにSotto虹・札幌編」の会場も決まった。
その前日の11日の土曜日の『再生のための、声とピアノとパーカッションのコラボ・まっしろな雪のなかで、ほんとうのことを見た』のための、フライヤー制作に向けて、ピアニスト二人との調整、プロフィール作成のためのインタビューも昨日から。
今日は二人目のピアニストとだ。なんとぜいたくな。今回は、二人のピアニストと組むコラボだ。
 むろん、英子の太鼓や木魚、そして土笛、ちいさなサンポーニャはいつも道つれだ。

 一人目のピアニストは谷百合子さん。3回目か4回目の実に十数年ぶりのセッションだ。
 もう一人、会場のコミュニティカフェtone のオーナーでもある、ピアニストの宮澤洋子さん。唄の伴奏は聴いたけれど、実際は、ソロやセッションでどんな響きを出す方なのかは存じ上げてはいない。
 だが、私は決めた。二人ピアニストが揃った段階で、それも二人ともに「ぜひやりたい」と、しかも熟年の大人として「もう一人の方のほうが良ければ、そちらでも全く構いません」と筋の通った物言いを同じようにされて、2日間悩み抜いた。谷さんとの昔のセッションの朗読も聴きなおしたりもしている。
 そして、決めた。二人ともとやることに。なんというぜいたく。しかし、それなりの脚本というか筋書きをしなければという、私の側の使命は大きくなる。
 宮澤さんは、ご本人も公表されているのでここに書くが、ご両親をまだ記憶のない頃に亡くされている。私と数カ月違いの生れ。そう、二歳頃に、あの洞爺丸事故で青函連絡船が座礁ののち、沈没した事故に遭われたのであ。
 話してみて、その慎重にして率直な物言いに私は組んでみたいと思った。お互い初めての出逢いだから注意深くもなるが、なにか言い知れぬご縁も感じている。
 かたや、潔くも大胆なピアノ弾きの谷百合子さん。これは面白いことになるなあ、と私は身を乗り出す。

 しかしだ。もう一人、声を出す人を探そうとして、昨日、私はつまずいた。
 いちいち、このコラボの性質をこれから人に説明するのに耐えられないという、私の側の精神的負担への危惧が顔を覘かせるような電話をもう一本したからだ。
 娘が亡くなったことを言った。すぐにではない。
 やがて、話が深まるうちに、自ら、ということも言った。
 いずれも、「そう…」と声は沈んでいった。無関心というのではないけれど、かといって、なにか「それは大変でしたね」とか、「そういうものをこめたコラボなんですね」など、反応しはしない。それで、十分に疲れたし、それで十分に前途多難なことが想像された。
 よっしー、これはフライヤーで公募するしかないかもしれない。
 それでも、フライヤーの内容から、これは通常のイベントとは全く異質であると気づく人と、気づかない人とがいるのは、昨年秋の地元での、音響の人との行き違いで経験ずみだ。どうしようかな、と少しまいってしまう。いや、そんな場合じゃないよ。
 がんばって、のえの絵も、私たち二人の絵も、それから二人のピアニストの似顔絵も描いてくれた札幌の友人との共作となるフライヤーを仕上げなくては。明日には、宮澤さんとのインタビューが待っているのだ。

 その合間。その合間、と言っていいのか判らない。
 のえのノンフィクションの仕上げの仕上げも、すでに微調整の段階だが、あと少しあと少し、残っている。少しだが、手は抜けない。非常に微妙なまさに微調整で、その数行をどこに入れると効果的なのか、という、創造的にして直感的な力を保持していなければできない作業だ。
 そこに気持ち乱れる、悪意なき「無関心」を感じとる。そこに、帯広の会場の変更が入る。そのためのシール貼りまで入る。 北海道への発送につぐ発送も入る。
 そして、のえのノンフィクションの八章の確認がてら、何人かの自死遺族の方との電話も欠かせない。それなり誠意を尽くす。そして、北海道につながる方を見出したりもする。
今や、そっと虹は、もしかしたらそれなり知られた、今までの日本になかった少数派も安心して参加できる「分かち合い」として、「急成長」をしているのかもしれない。
 だが、何が「急成長」なものか。やっているのは、63歳と68歳の二人。やきものの仕事も、コラボの構成も、そして、原稿の最終仕上げも欠かせない段階と全てがかさなる。
 来週からは、いや、この日曜日からは、英子はやきもの教室が四つも続く。

 一体どうするのだ。えっ、どうするのだ。
 これが、「パワフルでエネルギッシュ」な私たちの現実だ。つぶれかねない現実だ。

 倒れ込むようにして、私は寝入り、ふっと起きだして、のえの「あの日」の重要な書き足しを進める。過去形と進行形と現在形の、文体の調整が気になりだす。
 そして、重要な書き足しをどこに入れるべきか悩む。満杯。
 
 そして、このfbを書きだした次第だ。

 どこまで行ったらいいのだろう。どこまで行ったら、届くのだろう。
 どこまで行ったら、ゆるしあえるのだろう。
 札幌の女たちが、対立したまま、膠着した関係が続いているなかに、入り込んでいくのに、ひるむ気持ちもむくむくと湧き上がる。私たちとなにかある訳ではないが、あの北の大地の大都市では、ご他聞に漏れず、対立と消耗と苛立ちが渦巻いていてもいるのだ。
 そこに、「自死に向き合う」要素はどこまで沁み渡るのか。
 そこに、生きづらさと苦悩にそっと寄り添う姿勢がどこまで届くのか。
 
そして、虫食いのように、のえを死を知る人の不安が放置されている現実の荒野に私はどう足を踏み出せるのか。
大好きな生れ故郷のすがすがしいばかりの六月の空気を切望しつつ、私の不安もまた募る。
のえ、どうしたらいいのだろう。
信じるものを抱きしめて、歩むしかないんだよね。
原稿の書き足しは、そこそこ、どうしても必要なもの以外は、残してもいいかもしれない。見切りもつけなければ…ね。

そして、あの久々の友人の絵をも生かして、私はフライヤーを仕上げ、北の友たちへとまた語りかけたい。また向きなおしたい。
ねっ、そうだろう、のえ。
切ない朝が明ける。
朝日が射しだした。
朝焼けの澄んだ空が見える。鳥たちのさえずりがする。

Here comes the Sun
Here comes the Sun

ニーナ・シモンのあの魂の底からの、
うねるような低い声が私を呼ぶ。
のえのあの、魂を体中からしぼりだすような声が、
私を呼ぶ。

様々な雑事とともに、私はそれをもこなす。
英子ともうぶつかってはいられない。
もうぶつかってはいられない。

ぎりぎりの二人。
ぎりぎりの二人が営むSotto虹。

虹。虹。虹。やっときたよ。ここにも。
そう言える日まで。
やっと大きくかかったよ。
そう言えるまで

いや、朝日はもうそこにある。
朝日はもうそこに…。

この空は北の大地にも、南アメリカの渇いた地にも、
続いている。続いている。

朝になると…♪
うたってる…♪
朝になると…空を飛ぶー…♪

2015年6月4日朝4時半 恵子
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| 悲しみにSOTTO虹 | 05:10 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

ここに書くのも妙だけど、ごめん。

原稿を抱えながら、たくさんのイベントの準備をするきつさ。
それで、ふたりとも別々の表現者だから、
しわ寄せがときに、
苦手なパソコンや、
大事な電話といっても、
相手がビミョーな場合に余計ものが見えなくなったりで。

私と住まなければよかったよね。
こんなにハッピーなのに、こんなに大変。
こんなにあれこれ成熟しているのに、
なにひとつ実らすには、手が足りない。

どうして、どうして、どうして、どうして。

のえを生かさなかったこの世界に、
私はいつも対峙しているだけなのに、
そのきつさのホコサキは、
眼前の人間に行ってしまう。

そのことを笑える、笑えるいっぱい笑えてきたのにね。

また、笑えますように。
また、笑えるよう、やることやるから、
ごめん、私が私でいることを、
あなたがあなたであることを、
生かせるようになるのかな。


なるのかな。
なるのかな。
なるのかな。

この地。
この空気。
この日本。
このいま。

こんなこと書くと、
大幅に私たちへの「幻想」が消える?

そんなの知るカー。
だよね。

| ケイコ | 2015/06/04 10:09 | URL |

壊されるのはつらいよね。心無いふとした言動。
でも、わたしも、あんたのバソコン騒ぎやナイナイ騒ぎて、決定的になりつつある。トークの内容も壊れ、窯焚きの空気調整に失敗した。威力出し過ぎ。おたがにこわれないような、この緊迫した自体で予防策はないか?やっと出来ているものが壊れてきた。つらい。

| ヒデコ | 2015/06/04 09:33 | URL |

壊されるのはつらいよね。心無いふとした言動。
でも、わたしも、あんたのバソコン騒ぎやナイナイ騒ぎて、決定的になりつつある。トークの内容も壊れ、窯焚きの空気調整に失敗した。威力出し過ぎ。おたがにこわれないような、この緊迫した自体で予防策はないか?やっと出来ているものが壊れてきた。つらい。

| ヒデコ | 2015/06/04 09:32 | URL |















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