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水・WATER ・AGUA

ベロ亭の歴史は治水の歴史でもある。
27年前にこの地に住み始めたときには
水はなかった。
家の建っている丘の崖下に湧いている水があるだけだった。

水道工事も得意と前に書いたが
私が自分でそこにモーターを取り付け
台所まで水を引っ張った。
それでも家族全員が風呂(五右衛門風呂)に入ると
途中で、水がなくなり
隣りのうちからの
もらい水をして、熱くなりすぎた風呂をうめるために水をバケツで運ぶのは
きつい仕事だった。

窯が当時灯油だったが、
私の失敗でポリタン2缶ほど灯油をこぼしてしまい
湧き水に油が流れ込んでしまった。

そこで、借金をして業者に井戸を掘ってもらった。
わずかに蛇口1本分がちょろちょろ出るだけだった。
その水もやがて涸れた。

1992年この地域に水道が来て
我が家も10万円を負担して水がきた。

それ以来、湧き水と水道の両方を使っている。
災害のためにも湧き水を残したいし、
やきものには、不純物の入った自然な水か使いたいからだ。

ところがその水を雪を溶かすのに使いすぎ今年は涸れさせてしまっていた。
今日、ひとりで、崖の下の洞穴に久々に入った。
ここで以前この地区にいる珍しいサンショウウオを見たことがあるくらい
きれいな水だ。
雪が解けかけているから
崖崩れで私が埋まる恐怖があったが
モーターに呼び水を入れてやると
水が噴出した。
この瞬間は大好きだ。
人間の原初的な喜びだ。
50年ぐらい前に、父がこうするのを見て覚えた人間的な行為だ。



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