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『まことに残念ですが…不朽の名作への「不採用通知」160選』から不朽の不採用通知一通紹介

実は、何年も前から座右の書にしている内緒の文庫本。
それが、今日のタイトルの本であります。

今日は、気晴らしに、
その中から、引用…。

ガートルード・スタインの『小説アイダ』への断り状…。




わたしはたったひとりです。たったひとり、たった。
たったひとりの人間で、いちどにひとりにしかなれません。
ふたりでもなく、三人でもなく、たったひたり。
たったひとつの人生を生き、一時間はたった六十分。
たったひとそろいの目。たったひとつの脳。
たったひとり。
たったひとりで、たったひとそろいの目で、
たったひとつの時間とたったひとつの人生しかないので、
あなたの原稿を三回も四回も読めません。
たった一回も読めません。
たったいちど、たったいちど見ただけで十分。
たった一冊も売れないでしょう。
たった一冊も、たった。



世界中の編集者の気分を代弁している、
「編集者」という警句か、エピグラムにしたらいいような、
まあ、詩とはいいがたいけれど、
なかなかの傑作…の『断り状』ですよね。

しばらく笑いが止まりませんでした。



しかしながら、
わたしもまた、このたったひとりの編集者さまと、
たったひとりの書き手として、
ありえないようなやりとりをしている真っ最中です。

きたえますね。



この座右の書のおもみもずしんと加わってくる今日…。

あと一日で、還暦から一年過ぎた日々もおしまい。




バーナード・ショーも、
ウィリアム・サロイヤンも、
もちろんプルーストも、ヘンリー・ジェームズも、
まあ、すごいもんだ。
断られた回数ではギネスブック級…。

ジェームズは炎書にもなっているし、
プルーストを蹴ったのはジイドだったり…。


ははは、
こういうの読んで、編集者と作業がまわっているだけでも、
喜ぶべきなんでしょうか。


それとも、こんな初歩的なやりとりに苦心していることを、
悲しむべきか、笑うべきか。



十月末に出した草稿を編集者が読み終えたのは一月末…。


皆さん、ブラック企業なみの働きぶり。
こっちが命かけて書いたものを読む余裕なんてないよね。
それなりの余裕と、適度な緊張を持って…。


まことに、
たったひとりの、
たったひとつの脳で、
たったひとつのこころで、
その組み合わせで、本も世に出て行くのですね。


笑いましょう。
今日のところは…。


ケイコ
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| 出版という困難な旅路にて | 23:49 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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