PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

こんな日本ってなにさ、なんなのさ?

息子から、第一号の私がした質問へのこたえが届く。
きまじめな声。低くおさえた声。

こんな質問したくはなかったさ。
したくなかったよー。

でも、私はせずにはすまなかった。
無防備ではいられない日本って国のひどさを、
あの「ハートをつなごう」の番組の反響は、
とことん私に知らしめたから。

のえのノンフィクションの執筆のプロセスでの、
ハンパじゃない「確認」のプロセスが、
もうなんなんだってほどに、もうハンパもハンパじゃありゃしませんって、
私に皆々さまの葛藤の大きさ、度しがたさを知らしめているから…さー。


ええいっ、
誰か言ってたじゃないか。

あのアンコール放送の直前に、ご相談にのっていただいた方がさ。

「よくぞ、あそこまで裸になってくださいました。」

ええ、ええ。
そうよ、そうよ。
なりましたとも…。

そりゃあ、日本の極北の人権問題とも言えますとも。
日本人が、この百年くらいでおそらく奪われた、
生と死への想像力のなさを知らないうちに「問いかけちゃった」番組だもん。

そうよ。
よくぞ、あそこまで裸になっちゃったなあ、としみじみしみじみ。


でも、ぜんぜーん、
裸なんかになっちゃいないの。

いえ、なっていますとも。
あの範囲でなっていることは否定しないけれど、
なるならなるで、もっときちんと「裸」になりゃにゃあ、
皆さまには「わかりかねた」のでしょうねえ。


おいおい。
「三年たっても悲しみは癒えず」って言った奴、
出てこいや。

私、今、手にしましたよ。
子どもを亡くした親たちの、あの岩波書店から出た本。
やっぱり買っちゃった。

初七日をすませたばかりの人から、
子どもが亡くなって26年目の人まで、
生後間もなく亡くなった子から、
50歳の「子」まで…。

もったいないから書かないよ。
亡くなった子どもへの悲しみを抱いている人たちの集う会。
知りたい人は、コメント欄に書いてください。
見えない形でもいいですから。

でも、今日のカテゴリーは「自死のタブー」じゃありゃしません。
それだけじゃあない。ふふーんだ。

こんなにも、自分の内面をひらけないこの社会ってなんなのよー。
って、涙よりもやっぱり怒りが大きくなっている。

悲しむ力すらなくなっているこの社会。
悲しみを奪われている人もごまーんといるけどさー。
悲しみが満杯の人もいっぱいいるって再認識したんだよー。

すごい唄に、
すごい沖縄のオリジナルソングに、
「悲しみはいらない」って歌詞が含まれていたことが、
そうよ、そう。
私のね-。悲しみを大きくして、大きくして、
怒りに変えたのよ。

きっとその歌い手さんは、
米軍兵の悪さを間近に見たかもしれない。
ハンパじゃない悪さかもしんないぞー。
基地の轟音が、すさまじく心に響く繊細さを備えている人かもしれない。


でもね。
人は悲しむ力も怒る力もなくしたら、なくしたら…。
ああ、もう言葉が続かないぞー。
そう、「やさしさだけが」必要になる。

ねえねえ。
やさしさって何サー。

あるまっとうなベロ亭応援団の面々には、
ケイコのやさしさはハンパじゃないっていう噂もあるんだけどね。

この地域では、私はサー。
とんでもない奴だってことになってんだよ。
どうなってんだ。これってさ。
なんて言いながら、30年いや、もっとたとうってんだよ。

あるマイノリティの人に電話した。
選挙権のこともかすめた。

ひどい国だよ。
あんなにちゃんとに住民やっている人に、選挙権がないなんて。


自分を語らずに生かされているだけの社会ってなんなんだよ。
なんなのー。

間接話法や、折衷案や、偽装した自分しか語らせないこの国ってなんなんだ。


そして、そして、
「超優等生」から片隅を生かされているあらゆるマイノリティの人々まで、
息絶え絶えにさせるほどの、
能力と上昇志向ばっか、押しつけてくるこの国ってなんなのさ。

私だって、
あの番組の中で、
裸にはなりましたわよ。
でも、あんましおとぎ話風にアレンジされたんじゃあ、
伝わるモノも伝わらないんだわさ。

いや、直球でも、変化球でも、
伝わらない人には、どうころんだって伝わらないさ。

妄想の墓場…と化そうとしている日本だよー。

妄想から覚めたらー!!、おいおい。

ヘイトスピーチなんかしている暇があったら、
自分の傷の手当でもしたらいいのよ。



ああ、でも私にはこれもまた痛い。痛いんだよなー。


トーキョーで「超優等生」を生かされたずたずたの傷。
よみがえっちゃうんだもの。

あの唐十郎の「安寿子の靴」に号泣した私の、
20数年前の、
あああー、トーキョー人ってとことん「孤独」も「孤立」も知ってるのよねって感覚。


わからんやろー。
この県の方々には。ええっ。

聞いたよ。聞いたよ。
「ここまで傲慢な人たちがそろっている県は…」
って、ある若者が言ったのを聞いたよ。
この耳は確かに、ふるえながら聞いたよ。

県民意識は、
恥ずかしがり屋で謙虚……!!なんですよん。

この落差、知り抜かなきゃ、
原発、ささえている敵、見抜けないからね。

そうして。

そうよ。
時代は巡り、思いは巡り、
傷さえも巡っているではないか。


そして、やったら「ふるえる傷口」への感度が高くなった私は、
細部から全体まですさまじいまでの「演出」で生きている、
そんな片隅の人の声まで、はっきりと聞き取ってしまっている。

みんな、様々な偽装を、幻想を生かされている。
それがリアルな現実だって、
それらぜーんぶ含めて、リアルな現実だって、
私は、ミラン・クンデラってチェコスロバキア出身の作家が、
ある小説で、
くるくる、どんどん、
通りの名前が変わる街の風景に重ねて書いている時、
悟ったのよね。

いやいや、まだまだ、悟ってなんか全くいませんよだー。
悟ってなんかいないけれど、気づきはしました。はい。

「いつわり」を生かされることの苦悩を手放さず見つめる。
その「いつわり」の中身とその影響と、
それをくぐりぬけるスリルすら、丸ごと見つめる。

そのおもみと、そのすごみと、そのやさしさの極限を。
見たんです。少なくともその行間に。

ソ連に占領されれば、その時の指導者の名前が、
ドイツに占領されれば…、うんぬんかんぬん。

街の通りの名前がくるくる変わるのに、
自分をきちんと見極めているそのことのおもみが、
その時、わかっちゃったんだ。

そして、この国のこの片田舎のこの片隅で生きている、
そんな自分のことを、
いつかとことん書いてやるーって、
そう思ったことを今、思い出しちゃったんだ。
そうよ。

右へならえ、よりも、
協調性ならぬ同調性につらなる、よりも、
それはスリリングで冒険に満ちて、
でもね。

コレだけは言える。

私が生まれて生きて死ぬ。
そのことを引き受けている。
そのことを生かされている。
そのことを生きている。


そのきしみと喜び、笑いと冗談と共に、
コレだけは言える。

えっと、なんだっけ。

そう、
のえのことなんて、その時、予想だにしなかったけれど、

コレだけは言える。

私が私であるってことを手放さない。
言えないことが山のようにあっても、
言えることが少しずつであっても、

私が私であるってことを手放さない。

その面白さ、手放さないぞーって。

ふふーんだ。


まゆさん、選挙戦、日差しの暑さだけじゃなく、
全国の自死遺族がひしひしと思ってるからさ。

選挙権のない私の友よ。
あなたが何も言わなくとも、
私はあなたのおもみを受け止めたい。
受け止められないと判っていても、
感じたい。感じられないと思っても、
感じようとしたい。

それだけよ。

それだけだよ。

人間だろ。

おーい、人間だろ。

イエス
それとも、
ノー??


ケイコ







スポンサーサイト

| ベロ亭から | 00:08 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

行き過ぎ?のケイコ節は、拍手もほとんどないなあ、なんて反省?していました。
いや、日本人の言葉の感性について考えていました。
日差しと冷気がいっしょくたじゃあ、おもしろがってくれる方は少ないかも…なんて、発見です。
前のが超まじめだから目立っちゃうかも。
おとといから、「書斎」の大整理と大掃除で、オタカラ発見でおどろきと戸惑いとうれしさで、複雑怪奇な状況です。
明日辺り、選挙戦に間に合うように、もう一度、がつーんと、きちーんと書きます。
死に目を背けている社会は、生にも目を背けているんだもんね。

| ケイコ | 2013/07/18 01:22 | URL |

夏の日差しのようにちりちりと、なのに遠いかなたから吹き込んで顔をなぜる北方の風のようにきりりとした冷気、ケイコ節が滲みます。質問の件、応えたいのですが、ただ今スケジュールに追われています。近々・・・

| KAGA | 2013/07/18 00:03 | URL |















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://puentenokai.blog26.fc2.com/tb.php/1118-f3f14d3f

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。