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生まれるということ…誕生日をこんなにも身にしみて思うって

昨日は、なんと5ヶ月ぶりにカットに行って、
「仲間」の美容師の手になるすっきりぶりに「戻り」ました。
「彼女」は、どうしても私の鼻の下の産毛が「ひげ」に見えて、
そこまでカットしました。
もちろん、丁寧に、そうっと「痛くないよね」なんて言いながら。
私は、言いました。
「この産毛、角度によっては髭かもね。
でも、そこまで気づいた人は初めてだから、
赤ちゃんの時以来、さわったことないかも…」
小さな美容室が笑いに溢れました。

その後、夏にできた駅に近い、
メキシコ料理店でゆっくりしました。
リエちゃんもかけつけてくれて、ひとしきり彼女の手を握って、
私は癒やされました。
生と死を巡って、この地で何も言わなくとも伝わるのは、
彼女だけかもしれません。


自分の誕生日に、人生というものの流れを、
それも巧妙に、不思議にさしだされた自分の人生の中の、
もう一つの人生に向き合ってきた中、
深く余りに深く、感じている私がいます。
だから、自分の誕生日のブログなのに、
今日のカテゴリーは「のえと共に」です。

最近、涙もろくなりました。
書き上げる、のがきついのです。
「つらい」という言葉は使いたくない。
私は使いたくないのです。
ただ、書き上げるという事、
その事に向き合いながら、多分一歩一歩、
「書き上げる」事に向かっているのでしょう。

むろん、人前で泣くなんて余りありません。
そんなに気を許せる人の世ではありませんから。
ヒデコちゃんの前ではね。オーケーだけれど…。


今日は、
のえと私にもつらなる次の詩を全文挙げて、
私への誕生日プレゼントとして、
そして、読んでくださる人への、
私とのえとの「同行二人」のはるかな思いをこめて、贈ります。

次々とプレゼントが「もと子どもたち」から届きます。
昨日は、インタビュー集「死について」。
私のリクエストに応えての贈り物です。
すごいぶあつい「生きること」をより深く考えさせる内容です。
最後のエピローグは、レズビアンマザー二人と子どもたちが向き合った、
ゲイである、子どもたちの父親にあたる人の死についてです。

今日は、別の娘から、
お湯を注げば、さっとおいしいニュウメンができるプレゼントが。
メールしたり、電話したりで「ありがとう」を伝えます。

毎年、そっけなさそうな様子で、
それでもまっさきに午前零時を過ぎたら「おめでとう」の
メールや電話をくれるのは息子です。
昨夜は電話でした。
美容院での髭談義をしました。
というのは、孫の12歳の少年に髭が生えてきたらしいので…。


さて、またまた書き写します。
この詩のタイトルは、
ドナ・ウィリアムズの「ノーボーディ・ノーウェア」を彷彿します。
彼女は自閉症者が自分をつかめない、
そんな時代をそういうタイトルの本で綴ったのです。

さて、最近私がものすごく優しくなでられているような、
長田弘の詩は以下のような内容です。


ノーウェア、ノーウェア

ノーウェア、ノーウェア、どこにもない町。
子どものときに話に聞いた、ずっと遠い町。
何もない町。死んだ人のほか、誰もいない町。
書かれずじまいになった、物語のような町。

ノーウェア、ノーウェア、そこにある町。
そことわかっていても、そこがどこなのか。
夢に見ることがあっても、胸の中にしかない。
彼女は思う。いつかかならず、その町までゆく。

誰もが人生を目的と考える。ところが、
世界は誰にも、人生を手段として投げかえす。
彼女は思う。人生は目的でも、手段でもない。
ここから、そこへゆくまでの、途中にすぎない。

ノーウェア、ノーウェア、地図にない町。
けれども、目をみはれば、はっきりと見える町。
一生を終えて、彼女は初めてその町へ
独りで行った。そして再び、帰ってこなかった。
                  長田弘 『死者の贈り物』所収



61歳にして、のえと共に、言葉で立ちます。
応援してください。
こころからささえてください。

ひとりでは、いえ、ヒデコと二人では、
倒れてしまうかもしれない、でも、
私には避けられない仕事です。

こころからささえてください。

そして、「同行何人??」って訊きたくなるほどの、
歩みができるものならと望んでいます。

ここから、そこへいく前に、
ここにいるあいだの、大切な仕事を手放さずに、
少しずつ、丁寧に、
歩みます。

2月16日の講演は、
テーマは少し違うけれど、
それでもこのこころなしでは歩めません。

そちらもよかったら来てください。

それから、23日と24日の
「拡大のえルーム」と
「リメンバーのえクラブ 兼 CDブックサポーター学習会」
にも、来てください。
詳しくは、「うたうたい のえ」のブログの掲示板で。


今日から、まずはその二つの向けて
準備が始まります。


サムウェア・サムボーディ

ドナの次の本のタイトルです。

ライクザカラー・フォー・ザブラインド
「目の見えない人の色彩のように」
ドナの次の次の本です。



2013年2月11日正午すぎ

ケイコ   
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| のえと共に | 12:23 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

誕生日おめでとうございます。この日、私にとっても大変重要な語り合いがありました。私は私でひとりの人生の軌跡を人々の手に届ける作業に着手しています。このめぐりあわせに感謝しつつ。グリーフケアの冊子も手に入れ、読みました。教えてくださってありがとう。

| けろたん | 2013/02/11 23:54 | URL |















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