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ヒデコ出発、私は家で残りの原稿、ああ呆然! 

この10日間余りを思い返すと、もはや信じられない思いです。
よくぞ、今日という日までやってきました。
本当に。
本当に?? と自分の胸に聞いても、まだ信じられません。

9時過ぎ、ヒデコは大阪からわざわざハイエースの運転のために、
はせさんじてくれた方と、ついに個展のために東京に向かいました。

ここまで、彼女の大事な仕事に、何も協力できなかったことは、
初めてと言っていいかもしれません。
協力、という時、それこそ、ご飯を作ったり、買い物をしたりも含まれます。

そういう小さな手助けすらしてあげられなかった。

彼女は、5年ぶりの東京での個展に、
おさんどんもすべて作り、こまごました食べ物から、
大きなやきものの梱包材料まで、買い物もなにもかも、
自分でして、ここまでたどりつきました。

私は私で、のえのCDブックの原稿の最終段階という、
はずすにはずせない仕事をかかえていたから、もはや『地獄』でしたね。

二人とも心身の限界の限界の限界までいったと思います。

だから、今はぽかんとしています。
放心状態。呆然としています。
そして、眠気と吐き気とが同時に来たような感じ。

それというのも、『ハートをつなごう』という名前を冠して、
あるグループがたちあげられるらしいという話も耳にしたこともあります。
気持ち悪い。
気持ちわるーい。
はきそうだ。

もはや、『ハートをつなごう』は私のトラウマであり、
ある種、PTSDとして、深い傷はいえることなく、いまだ簡単に、
傷口からちょっとしたことで鮮血が噴出すほどだと思い知りました。

そのグループの立ち上げの真意がいかなるものか、以前に、
昨年の2月、『ゲイ・レズビアン特別編』という、
タイトルとも言えないタイトルで、登場した私たち二人の人生を描いた番組が、
娘ののえの事をあそこまで、出して見せたことが、
あそこまで、むごい、ひどい、ありえない仕打ちを受けたことが、
もはや、許せないとか、非常識だとか、品位に欠けている、とか、
という以前に、私をLGBT恐怖症にしてしまったかのようです。

ものすごく、誤解を呼ぶような表現をしている事は承知しています。

でも、仕方がないことです。

上げ底の人生を、偽りの人生を、
強いられているマイノリティほど、
ひとりよがりの希望しか、ほしくはないのだ、と痛切に学んだこの2年近くでした。

今は、のえの原稿の仕上げの段階です。

まさに、そこのところも含めて、見つめなおし、とらえかえし、
そして、書き、記憶を整理し、書き、思い出し、
何事に重点があり、何事が無意味で、何事が大切か、
そんなことをじいっと凝視しています。

aktaでの催しが開催される運びとなったのは良かった。
でも、時々、ものすごく不安にかられます。

誰が、
私たちの何を、
どう、
なぜにして、
訊きたいのか、
聞きたいのか、
本当は全く見えない気持ちが募る時、
この世から消えたくなります。

何もかも、意味がなかっような気もします。

自分のふり幅に圧倒されます。

あらゆるリアルな出会いの顔は遠のきました。

視聴者も、制作者も。

ただ、ヒデコが今日という日までこぎつけたのは、
番組で出会えた、地元の「もと引きこもり」の人たちの助けがあったのだけは確かです。

苦しい。

この苦しさのなかで、最後の章に向かうのは必然かもしれません。

明日から、ヒデコは個展の搬入を三日間かけてします。
こんな搬入、初めて。すごい時間をかけて、するわけですものね。

でも、私は私の仕事をまっとうしなければなりません。
まっとうしたい。

苦しい。
消えたい。

でも、編集者も、のえの唄の理解者で自閉症の最大の理解者でもある、ある先生が、
私の原稿に目を通してくれている、そんな大事な時でもあります。

苦しくない。
消えてはだめ。

ふみとどまれ。

ハートを粉々にした『ハートをつなごう』のことは忘れよう。

どんな良心も、どんなやさしさも、
今の私をつないでくれそうにもないけれど、
向かいます。

一字一字に。
一行一行に。

粉々になったハートをつなぎなおすために。
あんな番組のことは忘れて。

これは、人々にとって、あの番組がいかに良かったとしても、
私には偽るざる真実でありつづけています。

消えないために。
見えるかたちをさがして。

一字、
一行、
一文、
一章、
そして、本。

私は、のえの人生を「制作」している。
私は、のえの人生を取り返している。

私は、私の人生を取り返している。

ヒデコチャン、高速道路だね。
安全に、無事に東京まで着きますように。

私は私で、行くところまで行きますから。

そして、14日、私は東京に行きます。

ケイコ
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| ベロ亭から | 23:10 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

ヒデコさま、ケイコさま。身を削り魂を研ぎ続ける日々ですね。私は異例の暑さにただただ打つ負かされてころがっているむなしい2ヶ月はやっと脱したものの、休んでいた亡き友人の偲ぶ会という新たな挑戦は大きなハードル。建て直しは並大抵ではありません。自分で自分にむちをうつしかないです。おふたりの大きな挑戦を思い、私も勇気をふるい起こしたいです。

| けろたん | 2012/09/12 11:47 | URL |















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