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追悼 福井で反原発を貫いた小木曽美和子さん

訴訟

 「原子力発電に反対する」福井県民会議事務局長で、
高速増殖炉もんじゅをめぐる訴訟の原告団事務局長だった
小木曽美和子さんが今日24日亡くなられた。76歳で。
折も折、民主党の党首、総理大臣が大飯原発の再稼働を決めたばかり、
このタイミングに関係がなかったとはいいがたいな。

25年前から、
私たちは県民会議などにきちんと関わり続けられはしなかったけど
街頭行動などで、小木曽さんと機会があると話していた。
小木曽さんは、出逢った当時、
この福井で「家」社会なるものと距離を置いて筋を通す
福井では稀有な行き方を、女性としてされていた。
長きにわたり反原発運動の先頭にも、立っていらした。
年齢も少し離れていたので、
残念ながら、それ以上はお近づきにはなれなかったけれど。
心からのご冥福をお祈りいたします。

今日、私は、福井原発差止訴訟の準備会に出てきた。
昨年の事故以来、脱原発の街頭行動には繰り返し出てきたが
グループを形成するような、機会には余り出ないでいた。

というのも、25年前から、福井の反原発運動で、
親しくなった何人もの女たちの連れ合いは、
反原発運動の旗手でありながら、
その女房達には活動させないばかりか、
DVさえ見え隠れする事もあり、
私たちは、福井のグループとはつながらないで、
大阪の女の反原発グループと行動を共にしていた。

福井のそうした、男たちに「うちの女房に・・・」と呼び出され、
あることないこといわれたりしていたのだ。
間違わないで下さい。レズビアンとはなんのかかわりもありません。
第一その頃は、セクシャルマイノリティーをカミングアウトしていなかったのですから。

福井で、何かに向き合おうとすると、
先ず、「家」社会、家族制度、長男長女の相続する社会が、
恵子の言葉を借りれば、男社会の終着駅としての現実が、
前に立ちはだかり続けるのは今も変わらない。

だから、敦賀原発から17キロのベロ亭から、
逃げた出し、ラテンアメリカへ、
全国キャラバンに、駆けずり回っていたとも言える。

今日の「福井原発訴訟」の会のリーダー達はとりあえず女性だった。
これから、少し関われるなら、私の気持ちも伝えて行きたい。
今日の会の声明文は、「誰かの犠牲を強いている社会を問い直す事」と、 書かれた。
これは、国家を問い直す言葉でもあるが、
これこそ、一人一人の人間としての資質が問われているのだ。
こうした問題を抱えた資質だから、
原発を、原発事故を私たちは許してしまったのだと私は考えている。

先日、福井県知事が、野田首相と東京であって、
大飯原発の再稼働を決めてしまった翌日の6月17日に、
東京、大阪京都などからバスを連ねて、福井市にやってきて、
福井県民と共に、全国集会として再稼働無効を訴えた。

そのとき、面白い事に、5月5日、6日の
「レズビアンマザー家族の生と死を見つめて、生きづらさ、弱さを、あるがままの豊かさに」
に集まった全国の仲間の4分の1のメンバーが、
福井中央公園に偶然、再び、出逢ったのだ。

なんて事だ。人間的にマルチの課題を、セクシャルマイノリティーだったり、
家族の問題だったり、引きこもりだったり、
それぞれ複層した課題を、
抱える事の一つに、原発に惑わされないで、
必要なエネルギーを考えたり、
福島の子どもを守ったり、
福島の被災者の気持ちを応援したりしながら
、福井で2度と絶対に起こしてはならない原発事故のために、
再会し、輪になったのだ。
これを、偶然といっていいのだろうか?


ところで、その後、6月22日、ツイッターデモで始まった、東京の脱原発行動は、
首相官邸前に集まった。
毎週のように集まり歩いていた彼らは、ついに45000人にものぼった。
「紫陽花革命」と呼ばれ始めている。
これから、これに続く行動は、確かに小木曽さんが仕掛けていた形とは異なるが、
原発が、生み出してしまう警鐘において、彼女の意志を継ぎたい。

私は、セクシャルマイノリティーの課題や、
自死遺族として、発達障害の問題、
そして私の膨大なやきもの作りの仕事の合間をぬって、
原発をなくして、人々が生きていけるために、できる事をやっていきたい。
25年前の小木曽さんとの出会いに、連なる行動として。

ヒデコ
もんじゅ訴訟に関わられた弁護士さんの追悼文も、リンクさせていただきます。
http://blog.goo.ne.jp/yoi41taka/e/38cbdc29104b42601f72635622fc0f33


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| 原発を許した国で | 00:37 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

 福井県での原発の集まりで、何度か小木曽さんとお会いする機会がありました。社会の変革のために積極的に行動する先駆的な女性として、あらためて芯の通った彼女の人となりと大きさをかみしめるものです。本当にお疲れ様でした。少ない人の肩に重い使命を負わせてしまっていたことを思います。今からでも多くの人と思いを担っていきましょう。

| けろたん | 2012/06/25 21:57 | URL |















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