誕生日から一週間余り、願いや祈りが消えていきそうな…それでも
なんだかFBであるレストランに行った写真とともに、
ふたりで2月11日の誕生祝いをしている…かのような…
そんな写真をアップして、ひとりひとりが、
「恵子さん、おめでとうございます」などと言うので、
知っている方に関しては、返答をしているあたりから、
自分のなかに大きなねじれが生じ始めた気がします。
昨年の誕生日では、まだ私はヒデコのアイコンを使って、
何事かをたまには言うという「狼藉」を例外的以上に使うことはなかったので、
「おめでとう」と言われても、人ごとみたいに、
まあ、ヒデコのパートナーさんのことでヒデコに皆さんが言っているのね、
で済んでいたのですが、今年はそうはいかなかった。
ヒデコのFB修業で広がった人間関係があるのは確かだし、
その結果、ジャーニー地元篇で出逢いがあったり、
そういうことはいくらかあるし、
実際ベロ亭に訪ねてくる人もいたりはする。
去年なんか、私の写真とともにふたりが笑顔を出すだけで、
いいね、がこんなに増えるのねって言いながら、
実は別のひとのFBに書いた、私の人生にとって、
きわめて重要な事柄がどうして放置されているのかが、
気になっていいて、そちらが地下水みたいな作用をして、
ふふーん、「おめでとう」なんてから騒ぎだよね、
って芯から思えたのだけれど…。
今年はそうもいかなくて…。
誕生日の朝は、数日前から始めた、
「うたうたい のえ」の本の原稿の徹底整理の続きをしていました。
よりによって、のえの誕生周辺の自分の気持ちに、
もう一度向き合うような徹底推敲です。
ところが、人々にとっては、…まあ私にとってもだけど、
その日は私の誕生日。そして画像。笑顔。少しは豪華そうな食事。
だけど、そもそもビーフなんかをとったのが悪かった。
なかなか噛めなくて結果、おいしい「ふり」を多少はした。
いや、少しは美味しかった。いや、相当おいしかったのだけれど。
そこには、コラボのある楽器を担当した若い子も、
アルバイトでいて、コラボをする前みたいな底抜けの笑顔はなかった。
普通にきびしくがんばる人だからそれはそれで仕方ないのかも。
でも、なんだか、普通にいられる場所でない要素が少しはあったかのような…。
プレ誕生日。
最近お友達になった次世代の女性をよんで、
彼女も2月が誕生日なので、
手焼きのケーキやらクッキーを持ち寄りで食べて。
喜んでくれた。
それから、チューリップが私が出かけている間に届いて。
今も活けてありますよ。
おとといから、ヒデコは東京、長野の旅へ。
で、送った帰りにチューリップにたす花として、
かすみ草とマーガレットのいずれも白をちゃんとした花屋さんで。
あああ、その合間にもしきりと風が吹くのです。
なんだかやりきれない風。
今朝もまた少し久しぶりに悪夢を見て目ざめた。
ある種のバターンを繰り返していると思う。
ぜーんぶ、ウソだったというからくりに唖然としているという、
そういうパターンの繰り返し。
あるいは、自分だけ締め出されて、
物事が進んでいく、それを透明人間としては、
見ているしかないみたいなパターンと。
違う、違う、違うって言って、実際に言ったような気がして目覚めたり。
下の部屋では会議。重要な私の人生にかかわる。
それなのに、私は一つ上の部屋から出られない。
窓をあけると周り中荒海。みんなこの荒海知らないんかな、
そんな感じで焦燥感がつのる、これも最近見た夢。
ええ、朝早くからこれをしておかないと、
誕生日のレストラン行きも気持ち的にままならないと、
と原稿をなおしはじめて、そこがよりによって、
のえの誕生にかかわるところで、私の気持ちが余計、
別の方向にいったのは確かです。
こういう気持ちって、子ども産んだ人でないと判らないのかなあ。
「恵子さんが生まれて、そして、
あんなにすごい「うたうたい のえ」さんが生まれた。
そのことすべてにおめでとう」なんてしゃれた真似、
誰にも望めないことなのかなあ。
そう率直に言って、思いますよ。
子どもに先立たれた人間…ここでは「母親」と私らしくもなくあえて言いますが、
にとって、自分の誕生日、つまり自分が年を取る日が、
どんなに「おめでたくとも」、けっして「おめでたくも、嬉しくもない」場合もある。
そんな想像力はないのかーって、何もかも蹴飛ばしたくなるんだなー。
これは、私が天邪鬼だからではありません。
そういう立場なら、心の片隅のそういう気持ちを押し込めて、
まあ笑ったり、楽しんだりもするのかな。
むろん、誕生日祝いができなくなることを望んでいる訳ではありません。
それに、FBの人たち、
私が誕生日の三日前に、
「ちいさな集い 悲しみにSOTTO虹」をスタッフとして、
淡々と、心静かに、最大限の慎重さでとりおこなったのは、
ご存知でないのかー、という気持ち。
そんなこと、何ものでもないんだよね、誰にとっても、
と言いたくもなります。
FBに書きました。
「ヒデコのためにレストランに行った」とかなんとか。
それでふたりは喧嘩になりました。
はい、三割くらい行きたい気持ちがあった。
あとの七割を表明しなかった、という点で、
気持ちは半々くらいと言うべきでしょう。
でもね。あまりにビンボーだから、こういうときしか遊べない、
そんなゲスな根性も働くのです。
やっぱり「楽しげな」思いの真似をさせてもらおうかなって。
で、前日のチューリップの贈り主がお買い上げになった、
ヒデコお手製のパン三個ぶんがレストラン代となって消えたのでした。
それから14日には、関西からやきもののお客さん。
キャラバンで裏方でさんざん世話になった方でもあるし、
むろん、雪道をよいこらしょっと送迎させていただきました。
でも、何度も雪で延期になってきた結果、
言われていたような買いっぷりではなかった。
正直に言うしかないから書きます。
その売上でヒデコは、東京と長野行を決行する予定でした。
キャラバン先だった頃にはできなかった話もしたよー。
隣の石川のもっと山奥が実家だっていう彼女は、
「私は逃げ出した人間。よくこんなところで、ふたりは、
ふたりとしてやってきた、すごいですよ」とも言われたと聞く。
でも、いくらすごいと言われても、もう生きてはいけない。
おまけに、彼女はまた例のパターンをしてしまった。
往復の車のなかで、私の具合をきく、
という、もう満杯で、聞きたくもないし、あってほしくもないし、
やめてーって張り倒したくなるくらいのことなんだけれど、
けっして悪気がないと判るだけに余計悔しい情けないふがいない、ばかばかしい。
なんで私をしめだした場所で、
私のことを訊くんだよー。
どんなに心配しているのか、そういうことがあるなら、
直球で私に投げなよ。変化球でしっかり返してあげるから。
でないとしたら、それは自分の「安心立命」のための、
ヒデコをスケープゴートにもした会話にすぎなくなってしまうでしょ。
むろん、私はスケープゴート以前だな。
まあ、いいよ。
「お二人はつよい。」
それはあながち間違ってはいない。
でも、往復精一杯雪道走って、食事ご馳走して、
でも、数ヶ月お金使いまくったから、もう使えないって、
聞けない、聞けない、聞けない。
それはあなたのことでしょうけれど、聞けない。
友達と…して…語り、心をくだき、
花にお礼をし、クッキーに嬉しくなり、
それから、数々の「おめでとう」に絶句しながら、
なんでもないふりをし…。
そうしてそして、12月半ば以来の、
不届きで不愉快で、失礼きわまりない一件で、
届かない返信は届かない返信で、そんなこともかっとばしながら、
相手は人間ではないと確信するしかないときの虚しさ。
でも、人間として大きな顔して生きていると知っているリアル。
それについて相談を持ちかけた人からも、
何も返信がない虚しさ。こわさ。
それでいて、バカみターイと、
忘れられるようにもなってみた私のつよさは、
本当にこれでいいのか、とやはり疑っている。
のえの原稿は着々と着地点に向かおうとしています。
誰が一緒にそこまで読むの。
誰がともにそこまで考えるの。
それでも、北海道の初夏のジャーニーに向けて事は動き出し、
昨日は、ヒデコのいないベロ亭で、
ある告知の最初の書き出しのチェックに、
札幌のカゲちゃんととともに当たりました。
ヒデコは東京で、大切な方とも会えました。
一年に一回の乳がんの検診の結果は問題なし、でした。
大切な方に会えば、大切な情報もある。
情報からもれおちた悲しい事実を伝えなきゃとも思う。
ともあれ、どっちを向いても私のトモダチはいない。
東も西も、南も北も。
いや、北は違うか。
ともあれ、ここで一人でいる心地よさと、
一人でいる孤絶感は、等価で、
心地よさは地獄の至福のようなものなのである。
そして、誰もが忘れたようにアドバイスする。
そして、誰もが忘れたように挨拶する。
そして、誰もが忘れたようにあくびをする。
そして、誰もが忘れたように議論をする。
そして、誰もが知らん顔してあっちを向く。
ばいばい人生。
ばいばいここのこの場所。
ああ、そう言えば昨晩、またイタチくんが、
抜け道探そうとしていたねえ。
あんたも相当血迷って、生きたいんだか生きたくないんだか。
あちこちに動物の死骸。
あちこちに動物の気配。
あちこちに動物の足跡。
イノシシ、しか、いたち、
ひゃくびしん、あらいぐま、きつね。
人間もみんなそんなんかな。
人間もみんなそんなんかな、って思えばいいんだ。
そうだよ。
そして、私は、のえと大声で会話する。
「困ったもんだよ、この世の中。
子どもじみた人たちには、到底私たちの苦悩なぞ、
届きはしない。判りはしない。
のえのこと、少し判ってきたのかな。
これでやっとね。
ほんの少し」。
ケイコ
ふたりで2月11日の誕生祝いをしている…かのような…
そんな写真をアップして、ひとりひとりが、
「恵子さん、おめでとうございます」などと言うので、
知っている方に関しては、返答をしているあたりから、
自分のなかに大きなねじれが生じ始めた気がします。
昨年の誕生日では、まだ私はヒデコのアイコンを使って、
何事かをたまには言うという「狼藉」を例外的以上に使うことはなかったので、
「おめでとう」と言われても、人ごとみたいに、
まあ、ヒデコのパートナーさんのことでヒデコに皆さんが言っているのね、
で済んでいたのですが、今年はそうはいかなかった。
ヒデコのFB修業で広がった人間関係があるのは確かだし、
その結果、ジャーニー地元篇で出逢いがあったり、
そういうことはいくらかあるし、
実際ベロ亭に訪ねてくる人もいたりはする。
去年なんか、私の写真とともにふたりが笑顔を出すだけで、
いいね、がこんなに増えるのねって言いながら、
実は別のひとのFBに書いた、私の人生にとって、
きわめて重要な事柄がどうして放置されているのかが、
気になっていいて、そちらが地下水みたいな作用をして、
ふふーん、「おめでとう」なんてから騒ぎだよね、
って芯から思えたのだけれど…。
今年はそうもいかなくて…。
誕生日の朝は、数日前から始めた、
「うたうたい のえ」の本の原稿の徹底整理の続きをしていました。
よりによって、のえの誕生周辺の自分の気持ちに、
もう一度向き合うような徹底推敲です。
ところが、人々にとっては、…まあ私にとってもだけど、
その日は私の誕生日。そして画像。笑顔。少しは豪華そうな食事。
だけど、そもそもビーフなんかをとったのが悪かった。
なかなか噛めなくて結果、おいしい「ふり」を多少はした。
いや、少しは美味しかった。いや、相当おいしかったのだけれど。
そこには、コラボのある楽器を担当した若い子も、
アルバイトでいて、コラボをする前みたいな底抜けの笑顔はなかった。
普通にきびしくがんばる人だからそれはそれで仕方ないのかも。
でも、なんだか、普通にいられる場所でない要素が少しはあったかのような…。
プレ誕生日。
最近お友達になった次世代の女性をよんで、
彼女も2月が誕生日なので、
手焼きのケーキやらクッキーを持ち寄りで食べて。
喜んでくれた。
それから、チューリップが私が出かけている間に届いて。
今も活けてありますよ。
おとといから、ヒデコは東京、長野の旅へ。
で、送った帰りにチューリップにたす花として、
かすみ草とマーガレットのいずれも白をちゃんとした花屋さんで。
あああ、その合間にもしきりと風が吹くのです。
なんだかやりきれない風。
今朝もまた少し久しぶりに悪夢を見て目ざめた。
ある種のバターンを繰り返していると思う。
ぜーんぶ、ウソだったというからくりに唖然としているという、
そういうパターンの繰り返し。
あるいは、自分だけ締め出されて、
物事が進んでいく、それを透明人間としては、
見ているしかないみたいなパターンと。
違う、違う、違うって言って、実際に言ったような気がして目覚めたり。
下の部屋では会議。重要な私の人生にかかわる。
それなのに、私は一つ上の部屋から出られない。
窓をあけると周り中荒海。みんなこの荒海知らないんかな、
そんな感じで焦燥感がつのる、これも最近見た夢。
ええ、朝早くからこれをしておかないと、
誕生日のレストラン行きも気持ち的にままならないと、
と原稿をなおしはじめて、そこがよりによって、
のえの誕生にかかわるところで、私の気持ちが余計、
別の方向にいったのは確かです。
こういう気持ちって、子ども産んだ人でないと判らないのかなあ。
「恵子さんが生まれて、そして、
あんなにすごい「うたうたい のえ」さんが生まれた。
そのことすべてにおめでとう」なんてしゃれた真似、
誰にも望めないことなのかなあ。
そう率直に言って、思いますよ。
子どもに先立たれた人間…ここでは「母親」と私らしくもなくあえて言いますが、
にとって、自分の誕生日、つまり自分が年を取る日が、
どんなに「おめでたくとも」、けっして「おめでたくも、嬉しくもない」場合もある。
そんな想像力はないのかーって、何もかも蹴飛ばしたくなるんだなー。
これは、私が天邪鬼だからではありません。
そういう立場なら、心の片隅のそういう気持ちを押し込めて、
まあ笑ったり、楽しんだりもするのかな。
むろん、誕生日祝いができなくなることを望んでいる訳ではありません。
それに、FBの人たち、
私が誕生日の三日前に、
「ちいさな集い 悲しみにSOTTO虹」をスタッフとして、
淡々と、心静かに、最大限の慎重さでとりおこなったのは、
ご存知でないのかー、という気持ち。
そんなこと、何ものでもないんだよね、誰にとっても、
と言いたくもなります。
FBに書きました。
「ヒデコのためにレストランに行った」とかなんとか。
それでふたりは喧嘩になりました。
はい、三割くらい行きたい気持ちがあった。
あとの七割を表明しなかった、という点で、
気持ちは半々くらいと言うべきでしょう。
でもね。あまりにビンボーだから、こういうときしか遊べない、
そんなゲスな根性も働くのです。
やっぱり「楽しげな」思いの真似をさせてもらおうかなって。
で、前日のチューリップの贈り主がお買い上げになった、
ヒデコお手製のパン三個ぶんがレストラン代となって消えたのでした。
それから14日には、関西からやきもののお客さん。
キャラバンで裏方でさんざん世話になった方でもあるし、
むろん、雪道をよいこらしょっと送迎させていただきました。
でも、何度も雪で延期になってきた結果、
言われていたような買いっぷりではなかった。
正直に言うしかないから書きます。
その売上でヒデコは、東京と長野行を決行する予定でした。
キャラバン先だった頃にはできなかった話もしたよー。
隣の石川のもっと山奥が実家だっていう彼女は、
「私は逃げ出した人間。よくこんなところで、ふたりは、
ふたりとしてやってきた、すごいですよ」とも言われたと聞く。
でも、いくらすごいと言われても、もう生きてはいけない。
おまけに、彼女はまた例のパターンをしてしまった。
往復の車のなかで、私の具合をきく、
という、もう満杯で、聞きたくもないし、あってほしくもないし、
やめてーって張り倒したくなるくらいのことなんだけれど、
けっして悪気がないと判るだけに余計悔しい情けないふがいない、ばかばかしい。
なんで私をしめだした場所で、
私のことを訊くんだよー。
どんなに心配しているのか、そういうことがあるなら、
直球で私に投げなよ。変化球でしっかり返してあげるから。
でないとしたら、それは自分の「安心立命」のための、
ヒデコをスケープゴートにもした会話にすぎなくなってしまうでしょ。
むろん、私はスケープゴート以前だな。
まあ、いいよ。
「お二人はつよい。」
それはあながち間違ってはいない。
でも、往復精一杯雪道走って、食事ご馳走して、
でも、数ヶ月お金使いまくったから、もう使えないって、
聞けない、聞けない、聞けない。
それはあなたのことでしょうけれど、聞けない。
友達と…して…語り、心をくだき、
花にお礼をし、クッキーに嬉しくなり、
それから、数々の「おめでとう」に絶句しながら、
なんでもないふりをし…。
そうしてそして、12月半ば以来の、
不届きで不愉快で、失礼きわまりない一件で、
届かない返信は届かない返信で、そんなこともかっとばしながら、
相手は人間ではないと確信するしかないときの虚しさ。
でも、人間として大きな顔して生きていると知っているリアル。
それについて相談を持ちかけた人からも、
何も返信がない虚しさ。こわさ。
それでいて、バカみターイと、
忘れられるようにもなってみた私のつよさは、
本当にこれでいいのか、とやはり疑っている。
のえの原稿は着々と着地点に向かおうとしています。
誰が一緒にそこまで読むの。
誰がともにそこまで考えるの。
それでも、北海道の初夏のジャーニーに向けて事は動き出し、
昨日は、ヒデコのいないベロ亭で、
ある告知の最初の書き出しのチェックに、
札幌のカゲちゃんととともに当たりました。
ヒデコは東京で、大切な方とも会えました。
一年に一回の乳がんの検診の結果は問題なし、でした。
大切な方に会えば、大切な情報もある。
情報からもれおちた悲しい事実を伝えなきゃとも思う。
ともあれ、どっちを向いても私のトモダチはいない。
東も西も、南も北も。
いや、北は違うか。
ともあれ、ここで一人でいる心地よさと、
一人でいる孤絶感は、等価で、
心地よさは地獄の至福のようなものなのである。
そして、誰もが忘れたようにアドバイスする。
そして、誰もが忘れたように挨拶する。
そして、誰もが忘れたようにあくびをする。
そして、誰もが忘れたように議論をする。
そして、誰もが知らん顔してあっちを向く。
ばいばい人生。
ばいばいここのこの場所。
ああ、そう言えば昨晩、またイタチくんが、
抜け道探そうとしていたねえ。
あんたも相当血迷って、生きたいんだか生きたくないんだか。
あちこちに動物の死骸。
あちこちに動物の気配。
あちこちに動物の足跡。
イノシシ、しか、いたち、
ひゃくびしん、あらいぐま、きつね。
人間もみんなそんなんかな。
人間もみんなそんなんかな、って思えばいいんだ。
そうだよ。
そして、私は、のえと大声で会話する。
「困ったもんだよ、この世の中。
子どもじみた人たちには、到底私たちの苦悩なぞ、
届きはしない。判りはしない。
のえのこと、少し判ってきたのかな。
これでやっとね。
ほんの少し」。
ケイコ
スポンサーサイト
| 心底飛びきりのケイコ節 | 13:39 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑