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Kianaさん、難民申請が認定

kiana


朗報です。
5月7日、「ありえないこと」ジャンルは人権で、このブログで、イラン人レズビアンKiana Firouz さんがイギリスへの亡命を希望していること、彼女が祖国(同性愛は死刑)に強制送還されそうなことについての記事を書き、署名を呼びかけさせていただきました。
多くの人がが署名して、この事件について広めてくださったことと思います。

以下、IRDR(セクシュアルマイノリティのイラン人難民を支援する団体らしい:Iranian Railroad for Queer Refugees)のメーリングリストからの文章を友人が翻訳したものを転載。



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Kiana Firouzさん、イギリスでの滞在が認められる(2010.6.16)

イラン人レズビアンで映像作家でもあるKiana
Firouzさんは、2008年に自らの性的指向を理由としてイランからイギリスへと移住していたが、本日イギリスで難民認定を受けた。

彼女は2010年5月20日にロンドンで公開された『Cul-de-Sac』という映画の主演女優で、この映画は彼女がイラン人レズビアンとして生きてきた実話に基づくドラマである。

英国内務省はKianaさんの迫害は彼女が同性愛者であることに基づいていたと認めながらも、難民申請を拒否したが、世界各国からの支援により、Kianaさんは英国にい続けることが可能になり、彼女の自由を味わえることとなった。

IRQRでは、Kianaさんの闘いを支援してくれた全ての職員や団体、グループ、活動家、そして一人ひとりの皆様に感謝を申し上げたい。私たち、イラン人のクイア(≒性的マイノリティの意)は、私たちがもう一人ぼっちではないこと、何百万人もの人々が私たちの状況に関心をもち、必要であれば協力をしてくれることを誇りに思っている。

IRQRは世界で250人以上のクイアのイラン人難民申請者・庇護希望者と活動しており、うち約140人は難民申請又は再定住のプロセスを懸命に待っている。もし、あなたがクイアのイラン人難民の状況改善についてさらに取り組みたいと思うのなら、ぜひIRQRのウェブサイトを訪問し現状を知って欲しい。
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