fc2ブログ

2009年12月 | ARCHIVE-SELECT | 2010年02月

| PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

旅は続く

gomi

上野駅まで娘にタクシーで送ってもらってからもう4日がたった。
こういう豊富な経験の4日間はすぐ10日分ぐらいある感じもするし、あっという間な感じもする。
メキシコシティーで嬉しかったことのひとつに、清掃事務所のコミトラックだ。
山盛り汚いゴミをトラックに積んでるのに、トラックの運転席の屋根の上に、思い思いの人形が乗せてあるの。清掃事務所の車に会うのが楽しみになるんだ。
帰ってすぐ、越前市に電話して、私の町でもやってください、って、いおう。
そうすれば、子供たちが喜ぶし、ゴミの意味が変わるよ。と私。
でもあんまり夢中で写真を撮っていて、その運転手のおじさんに気づかなかったんだ。
ケイコからあとから聞いたんだが、人形にカメラを向けられて、その運転手さんがニコニコでケイコが手を振ったら、運転手さんも手を振ってくれたんだって。気がつがず残念だった。

メキシコシティーをあとにして、長距離バスに乗って、いよいよ最初の旅の地点、ベラクルスに向かったわけだけど、そのバスの運転手さんさんが、最初に、ただこれから、ベラクルスに向かいます。ご乗車ありがとうございます、なんて言うだけなんだけど、なんと、乗客のほうを向いて、挨拶したんだ。
私ったら、そんな簡単なことに感激して、帰ったらいつも利用している高速バス会社に電話して、せめて誰が運転するのか顔が見たいって言う、とまたまた興奮。
ケイコが呆れて私の顔を見ていたが、つまらないことでも、人間的でコミュニケイトする気があることが嬉しいのだ。
日本のバスの運転手の形式的で抑揚のない声が耳に浮かん来る。外国に来ると、自分の国がよくわかるよなー。
ヒデコ
スポンサーサイト



| メキシコの旅 | 17:13 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT | NEXT