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やっと、今年のペルーの活動を支えてくれた方々に報告

久々のブログ登場です。ケイコです。二人揃って、なんだかブログ・バージョンにならないことが続くことがあります。なんなんでしょうね。これって。自分に向っていたり、食べること、寝ることなどなど、小さな日常に意外に追われていたり、そうそう、地元ではまれな人づきあいに目覚めたり。

先週はね。はじめて、いや、私としては、二十年ぶりくらいに、地元の「忘年会」というのに出かけました。あのラピュタさんだから、せっかく二人して地元にいて、行ける時間もあるから行ったのです。良かったです。人が笑ったり、話したり、で、生きていることを感じられて。私の顔がそこにあったことは、きっと良かったことです。そんなことも、冬のここでは忘れてしまいそうになるくらいですから。

今日は、年末の買出しに行きました。帰り道、何千回、何万回と曲がった、牧町の曲がり角で、闇に包まれた集落に向いながら、これもまた、何回言ったかわからないせりふを言っていました。「どうして、こんなにさびしいとこに住んでるんだろうね」「でも、いいとこなんだよね」

そんなさびしい牧町のベロ亭の小さなノートパソコンに向って、私はこの一週間、ペルーの今年の活動を支えてくれた方々に、報告とお礼のお手紙を書いていました。全くきれいごとではないそれを、行きつ戻りつ、うーむ、どうやったら日本の人々に伝えられるか、しぼりこんだ焦点をもう一度絞りなおすように、ことばをちぎったり、貼ったり、していたのです。

一月中に、全員に送るくらいのペースで、ぼちぼち送りますから、待っていてください。

仕上げて、買出しに行って帰ってからは、『詩のボクシング』を久々に見ました。これ、四年くらい前には、リマの安ペンションのNHKの国際放送で見て、スペイン語漬けの毎日に、日本語の響きがものすごく新鮮だったことを思い出しました。

チャンピオンになった21歳の青年の決勝戦の最初の一言に、私はやられました。
「ぼくってさ。いないじゃないですか。」
ものすごく自然な話しっぷりで進む彼の語りは、なかなか面白かった。それで、この
「ぼくってさ。いないじゃないですか」
が、ぱあって入ってきちゃいましてね。

私、ケイコってさ。いないじゃないですか。

日本でペルーのことを伝えるのも、ざっとそんな感じの試みです。

でもね。日本のことも同じなんです。そろそろ、そこに行くのかな。これから。なんて思いつつ、今日はきっと良い夢を見ることでしょう。

私ってさ。いないじゃないですか。
ベロ亭のケイコなんてさ、いないじゃないですか。

その前に、まあざっと、
あのね、プエンテの会の私ってさ。日本にいないじゃないですか。
って辺りを仕上げました。

いることになると、うれしいです。
いるための、ことばの試みになって、届くとすればうれしいです。

ケイコ



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