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2007年08月 | ARCHIVE-SELECT | 2007年10月

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日本語教室のあちらとこちら

正直言って、飽和状態で何から書いたらいいかも判りません。
私、ケイコがこの日記を書いてからも、一週間余りでしょうか。

一日が五日分くらいあることもあります。
昼のスペイン語の先生との爽快なクラス。
ちょっとした買い物。
伸びて寝たきりだった二日間。
今子どものクラスを開講中の
広島からの若い先生との確認やら。

そして、若いメンバーと深まる出会いのいくつか。

日本人の私がいくら日本で貧乏だといっても、
ここのストリートチルドレンの現実の間際にいた生徒の
険しすぎた人生を胸の底から語る響きを聞き取る晩。
彼は日本語を覚えるのにも、
何をするにも必死で誠実。生き抜かなければならない、
その姿勢そのものに打たれることしきり。
厳しい顔つきと対称的なこぼれるような笑顔がかわいい。


また、もう一人、シャープで明晰な頭脳は、繊細なやさしさもあいまって、
アイデンティティをめぐって語り明かすさまざまな発展。
まっすぐでりりしく、そして一言一言を考え分析する姿勢がいい。
仲間への深い信頼を語るそのまなざしも何かを見つめ始めてはいる。

そんな日々、リスはすっかり落ち着きを取り戻したものの
ほぼ沈黙を守っていて、必要なことのみに奔走してくれます。
語りすぎ、混乱していた日々から我に返ったとも言えそうです。

フスティノさんだけが、皆から離れていて少々気の毒でもあります。
若者たちがどんどん心を開き、胸をくだいて自らを語りだした日々、
彼だけは平静を装ってはいるものの、孤独にも見えます。

それにしても、二十代の若者たちとのかけがえのない出会いの深まりは、
自分でもあっけにとられるほどの発見に満ち満ちていて
この出会いたちがいったいどこへ向かっていくのかと、
私をときに呆然とさせます。

日本語クラスの枠など、とおに食い破ったこの試みのただなかで、
この活動のこちら側と、あちら側を
無心に見つめ、眺め、考え、思い、
そしてまた、楽しいクラスを続けます。

本当に若者たちは生き生きとしてきました。

写真は、最近とみに注意深くグループのありかた、
日本語学習に取り組む姿勢に信頼がおけるパウラちゃん、
そして、重大な告白もした、笑顔がかわいいロナルド君です。

ケイコ




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