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映画『白バラの祈り』

ここのところ、忙しい日々が続いていたが、
今日はやっと少し休めた。

ケイコと二人で、福井市にある唯一の名画座、メトロ劇場に
『白バラの祈り』を見にいった。

ナチスドイツ下の映画は随分見ているが、
ドイツ人の21歳の女、ゾフィーが、ヒトラー政権に
生身のまま立ち向かった史実は知らなかった。

最近ドイツでこの尋問記録が初めて明らかにされ
映画化されたのだそうだ。

ナチスを批判するビラをめぐって
逮捕され5日間で処刑されるゾフィー。
しなやかでラジカルな感受性の持ち主に育った彼女。
処刑を目前にしても、
あの恐ろしいナチスに当然のように抵抗する時の、
毅然とした顔と澄んだ目に心が熱くなった。

そして、ゾフィーを育てたお父さんに対面し、
彼女は「誇りに思ってるわ」といい、
父親もまた、
反逆罪に問われた娘に「誇りに思っている」と。

そのとき私は、大粒の涙が・・。

ワタシドンナトキモ、ラジカルデイタイ
と思いました。





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