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カバンが無い!

私たちの旅もいよいよ終盤になってきました。民芸品の宝庫、パツクアロから、中世の街並みを残す世界遺産の町、グアナファトに移動した。
民芸品というかおもちゃというか、楽しいものたちを買い込み、荷物が一つ増えてしまった。
そもそも、日本から持ってきだ荷物はそれぞれのスーツケースが一つづつ。手荷物も一つづつ。
実は、スーツケースの中には、帰りの荷物が増えたらと、ダンボールをつぶしたもが入っています。
そのスーツケースふたつは、メキシコシティーのホテルに、預けてあり、着替えを後半の旅では冬仕様にして、移動してます。それぞれの大きなバックが一つづつあるほか、自炊体制の食料や鍋のバックが一つに、それぞれのデーバックが一つづつあります。
それに、民芸品の大きな袋が増えて、グアナファト行きのバスにモレーリアのバスターミナルから乗る時、バスに預ける荷物は4個になっていました。
出発の前の晩から、割れ物対策や、移動の際、ヒデコが3個持ち、ケイコが1個持ち、その上デーバックも持つ方法を考えていました。
一等バスは、荷物を預ける時、飛行機と同じように、荷物の引き換え券をくれる。グアナファトに着いて、さあ移動だと、はりきって、荷物を受け取ろうとしたら、なんと、引き換え券を、3枚しか、ケイコは持っていなかった。
ヒデコ
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| メキシコの旅 | 01:36 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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メキシコの奥地に2

メキシコ独特のスープや魚の揚げた料理や、蒸したトウモロコシ菓子もうまかった。
教会前の広場はお店とその客で溢れているだけでなかった。
人々は、家族で、くつろいでいて、大鍋と薪を持ち込んで、キャンプしている人も多く、祭りの伝統に縛られていると言うより、思い思いに楽しんでいることにこちらも、すっかりくつろいで、買い食いしては、ケイコとのんびりした。
ペルーでも、こんな祭りに何度も参加した。
先住民もここはちょうど、クスコ程の感じだ。
だが何か決定的に違っている。
ペルーはあまりに傷ついている。人は稼ぐかだますかだ。
こんなにゆったり、のんびりしているのを見たことがない。
ペルーを思うと悲しくなる。そして、私たちもそこで絶えず緊張していたのだ。ペルーで生きた、10年に渡る時間を振り返り、その意味をかみしめる。
メキシコにも泥棒やずるい考えもあると聴いている。
だか、ずっとずっと豊かだ。国の力とは何だろう。
ヒデコ

| メキシコの旅 | 11:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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メキシコの奥地に

旅も半分以上過ぎてしまったようだ。
今は、メキシコシティーより5時間程西に進み、ミチョアカン州に来ている。
今まで訪ねたところより先住民色がぐっと強くなった。
ミチアカン州の州都モレーリアから更に1時間程バスに乗ると、大きな湖、パツクアロ湖がある。その周辺の町や村を回っている。
焼き物を始め、木工、銅製品、竹製品など、村の特色があるようで、昨日は焼き物の村チンツンチャンに行った。
ちょうど、大規模な祭りが開かれていて、ものすごい混雑で、少し緊張していった。
屋台の食べ物や、民芸品のテントが立ち並び、焼き物を出している人も多かった。
主流はおおなべや土鍋、あとは、土産物ぽい鉢やら灰皿だ。
ほとんど、中南米独特の赤茶けた色に、緑の釉薬、色化粧を使った絵付けだ。
決まりきった、形や用途に従った仕事が多い。祭りのため、工房を訪ねられなくて、歯がゆい。
それでも何店舗かの人と話し、薪でやいていること、2度焼いていることなどを聞いた。
一人の私と同年輩のおばさんの作品がスピリチュアルだったので少し話し、持って来ている私の焼き物と物々交換した。
一軒では高温焼成していたが、祭り用のものか、創造的なものはなかった。
短い旅行日程では、これ以上再訪問するか、考えてしまう。今回はあまり、自分の仕事に引き寄せ過ぎずに、ゆっくり旅したいし、楽しむのが主眼だからだ。

| メキシコの旅 | 11:52 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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幻のワチナンゴ(後半)

(続き)
とにかくガツガツ食べた。後二回程来た流しもアクセサリー売りも「今取り込み中!」と断った。
1日一回のメキシコ料理だ。しかも今までで一番の。
ゆっくり食べ、ゆっくり飲み、やっと会計。ところが!!
明細が書かれた紙にはワチナンゴが220ペソとなっていた。
説明もサービスもまあまあだったセニョーラとやり取り。
150ペソは他の料理だとか、つじつまの合わない主張を淡々と。
説明不足!と、こっちも引かない。
全部で300ペソのはずが420ペソと付いた明細を見てちょうじりの合わない70ペソを引いて350ペソ出す。
「違う!」と言われる。
とうとう「けいさつに行こうか」と私。
あと「25ペソだけ!」と彼女。
それに応じて一件落着。
10%のサービス料のみ引いたそもそもチップのはずだったサービス料までついていたということらしい。
店を出るとき
「旅行者のことなんと思ってるの!?、あなたが感じ良さそうだから入ったのにー」と。
彼女の逃げる目を射止めてぐいと言う。
「ぼられた」と思うのは約束が成立しなかったときだ。
高いツーリスト価格も安心と引き換え保険料と思うことも多い今回の旅。
ところで、ワチナンゴはガイドブックによると、ワインを使ったタイの煮込み料理のこと。
揚げると言われてへんだと思ったんだ。
ああ幻のワチナンゴ。
私たちの入った店が居並ぶ店の中で一番貧しそうだったとあとからわかる。
ただ今ラテンアメリカおさらい中。メキシコの章は続く。
ちなみに1ペソは7円程。
ケイコ

| メキシコの旅 | 12:54 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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幻のワチナンゴ(前半)

onngaku

昨日の昼定食がさびしかったから、今日の昼はとびきりおいしいものを食べたいと思った。
しかも、見ごたえのあるすごい水族館をみたあとの浜への海の家風レストラン街でだ。
スリムで浅黒い肌のセニョーラが気に入って入ったその店で私たちはついにあのベラクルス風ワチナンゴを注文する。
150ペソは私たちにはぜいたくだが、たまにはいい。
出てきたのは20センチくらいのタイを豪快に、にんにくで揚げたもの。
もう一つ頼んだ大きな魚とエビやカニ入りスープも大きな鉢にどーん。
最初、女の子が蝶やカニのブリキ細工を売りにくる。
昨夜木のへらを15ペソから10ペソに値切った時の売り手の女の顔が泣きそうだったから、今回は言われた15ソルのまま。
次は3人組の楽団がやって来る。3曲披露。聞きながら一曲の相場は?なんて二人でつぶやく。
悪くない演奏だが、いきなり100ペソを要求する。
「何も言わなかった」とお互いやりあって、3人分として、60ペソ渡す。
ギターと唄のリーダー格の黒人のとびきり笑顔の価値が急落。
今度はネックレス売りのおじさん。二つで150ペソから100ペソと値段交渉成立なのにしつこくもう一つと引かない。
一人また流しの男が通りかかったのを断ると、ネックレスのおじさんにあてつけを言って行く。「たいしたもんじゃないさとかさえ。
しつこいおじさんを退散させた後には一本の赤いブレスレットの落とし物があった!テーブルに置いておく。
(続く)ケイコ

| メキシコの旅 | 12:48 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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